孤独のバイト記録簿 (ページ41)

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予定調和ページ41

服ギア無しの戦い、超久々である戦い。

色々と心配することが多すぎるが一度置いておく他ないだろう。

しかし、さらに心配するべきことが出てきてしまった。

「…あれ？あの相手…ブルーチーム？」

「最近の大会で優勝したチームだっけ？」

「しかり頼んだよ!上裸!」

完全に知ってるんだか知らないんだかわからないが、予定調和確定定期。

優勝経験のあるチームに対して、勝てる見込みはないが、…初心者だからないのは当たり前なんだけど()

つってもやりたく無いバトルで初っ端から強い相手に合うとは予想しなかったよな…。

いやまずバトルする事すら思ってもいなかったんだけどな…()

そうあまりにも長い独り言(字稼ぎ)を追えると、ステージである中心の橋に来た。

すると、ホクサイを持ったメガネの真面目そうなボーイが相手を仕掛けてきた。

『……』

無言でボムを投げつけた。カタパッドを狙う時の様に。

まあ流石に長くやってる事なので狙いは良かったようで…。

「危ない!」

漫画だったら「ヒョイ」とかの音が鳴りそうな感じで軟体を生かして避けていた。

シンプルに絵面的にはよかったので、つい声が出た。

『おお…。』

これが優勝チームのメンバーか。

「ウェーイ」

宣ってる間に野良味方は殲滅(バイト用語)されていた。

そしてバケスロの笑ってるガールが背後から近づいていた。

「それは勝ってみろ!」

上裸ニキと呼んでいた彼がダイナモベッチューのインクアーマーを発動してくれた。

俺も一応インクアーマーだったな…。

声を出しながらであれ、不意打ちだったのは事実。

アーマーは剥がれながらも対面状況までにしか持ち込めなかった。

(最初だからしゃあないケド、ワカバシューターのバトルむずくない？書けへん())

転がすようにボムを投げ、後ろに回り込む様に滑らせた。

「うわー!」

…後ろにいたゴーグルをつけたスプラシューターのボーイに爆発が当たったようだ。

本当に優勝チームなのか？という疑問と、これからどうなるかの心配が自分の心に残った。