孤独のバイト記録簿 (ページ31)

今日:18 hit、昨日:11 hit、合計:6,400 hit

洗脳ページ31

予め帰宅途中で買っておいたおかかおにぎりを食べ、家でダラダラ過ごしていた。

早朝の出来事という事もあって、午後近くになると落ち着きが見られてきた。

…正直自分は落ち着けないが。

『まあでも死体見るのは慣れてるか…』

(Episode2 悲劇参照)

と、自分に言い聞かせた。

平日の昼、普段見ないテレビが沢山やっていた。

everyならぬevery day(？？？？？)

その時、微々たる差だが、普段と部屋の匂いが違うように感じた。

さらに日も上がってきて、暑く感じてきた為エアコンをつけようとした。

そのまま時間が経つにつれて、普段とは違う匂いが充満してきている事に再度気が付いた。

さっき気付いてたなら対策しろよカスと自分に言いながら。

だが原因が分からず困っていた。

しばらくすると頭痛腹痛が起きてきて、その場に倒れ込んでしまった。

ゆっくりとゆっくりと意識は消え失せた。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ーーーー？？？ Sideーーーー

まだ野望は終わっていない。

まずヘイトを稼げるようなイカは別の奴が攫ってきたらしい。

シャケらと技術提携を結んでいる我らにとって、

奴は最大級の敵だ。

だが奴を味方に取れれば、大きな戦力となるはず。

手段は選ばない。

壁にチューブを通し、毒ガスを少しずつ部屋に注入した。

そう簡単に行くとは思わなかったが。

窓から倒れ混んだのを確認した後、

家に忍び込んだ。

古いアパートだから簡単にピッキングで開けられた。

あんなに働いてても金ないのか？

確認した後、仲間を呼び、連れて行き、ある機械で洗脳させた。

使える味方となるだろう。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ーーーー洗脳主 Side ーーーー

気付くとそこは小さな独房のような部屋。

一体何故こんな所に居るのだろうか。

すると声が聞こえた。

「4番、出陣命令だ」

聞き慣れない声質の命令に対し、

『わかりました』

なんの迷いも無く言った。

違和感はなかった。

そして飛んだ先はフジツボスポーツクラブのような場所だった。

意味もなく見渡していると無線が入った。

「侵入者を仲間と共に殺せ」

『わかりました』

支給されたパラシェルターを準備しながらそう返事を返した。