孤独のバイト記録簿

Episode4 過去との向き合い ページ30

オリジナルストーリーに入ります。

あと何人か死ぬ()
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今俺の前には血だらけの虐殺されたような変死体が転がっている。




目にナイフが刺されっぱなしの状態で放置されていた。




場所はハイカラシティからすぐ近くのビル街の路地裏だった。




その被害者は俺がバトルをやっていた頃の腐れ縁の幼馴染だった。




バトル嫌いになった要因の一つが彼の暴言だった。




最初の方は優しかったが、




負け続きの俺に対して少しずつ嫌悪感を持っていった。




その後も彼も負けが混んでいき、




俺に八つ当たりするようになった。




バトルを辞めてからは暫くの間「逃げるな」と言う連絡が大量に来ていた。




しかしそれも３日ほどで無くなり、3年間音沙汰無し状態だった。




まあそういう所もあって色んな奴嫌われていたが。




そんな彼から昨日連絡が来ていたことを今朝知った。




その内容はどれも助けて欲しいという趣旨の内容だった。




正直見るに耐えない自己中極まりない言い方だったが。




死んで当然と思ってしまう程だった。




基本バトルで死ぬ為スポナーで生き返ると言う事を繰り返すのだが、スポナーが無ければ死んだ時に死体が残り、いずれ自然消滅するのだ。




恨みでも買ったのだろうと思い、その場を後にしようとした。




しかし、あるものが目に入ってしまった。




置き手紙のような物だった。




俺にあんな連絡を寄越したせいで休みが消えたな〜なんて思いながらその手紙を見た。




『マジかよ…』




簡単に言えば、殺し方が書いてある紙だった。




「目をくり抜き心臓を刺す」




と簡潔に血で書かれていた。




身の危険を感じ、通報すると同時にその場から離れた。




駅近でこんな虐殺事件良くやったなと思いながら。




「…ちっ」




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その後警察に事情聴取を受けたのち帰宅。




ネットニュースにも取り上げられ有名になっていた。




SNSでは死んで当然とかクズとか元々有名だったらしい。




まじでどうしてそんな事になるんだよ()




初っ端から大変だけどまだ朝の9時なんだよな…。




早くバイト再開してくれ…()

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