孤独のバイト記録簿

諦めたかった夢 ページ27

あれから3日後、ガチマッチ杯の本戦が始まった。




その頃、自分は家で療養中である。




意識が消えた後、その場で様子を見てもらい、すぐに病院に連れて行かれた。




意識がなくなっている時点で重症だが、医師が見ても原因不明と言われる始末()




病院内で夜中2時ほどに目が覚め、体調がなぜか急回復し、次の日には退院した。




薬と診断書をもらい家に帰ってバイトの準備をしていた時、体に異変を感じた。




急な頭痛が来たのだ。




取り敢えず処方された頭痛薬を飲んだ後に、そのまま熱を測った。




平熱よりも圧倒的に高かった。




多分第2波だと考えた、いやそう自分に言い聞かせた。




だが、病気を移すと商会に迷惑が掛かる為、連絡を入れ休んだ。




そして今に至る。




薬の効果なのか、ピークは過ぎた感があった。




連日休んでいる為、治り次第すぐ出社しようとした。




その連絡を入れようと、イカホの電源を入れると、通知がたくさん溜まっていた。




パチスロ新台100台大規模投入！




不在届のお知らせ




電気代徴収のお知らせ




うーん日常()




パスコードを入れ、連絡先、商会本部を選択し、出社関係の連絡を入れた。




他も確認すると、マスクからも連絡が来ていた。




大会関係の話で、観戦しに来て欲しいという類の連絡だった。




『昨日の夜か…』




昨日に来てたのに、返信しなくてごめん()




「体調不良拗らせてる」




そう一言送った。




送れたのが確認できたと同時にイカホを閉じ、すぐに目を閉じた。




寝ようとする最中、少し考え事していた。




前彼は自分をバトルに誘っていたことを思い出した。




だが毛嫌いを通して結局やらなかった。




それを考慮して観戦に来たらと誘ったのか？




自分に何故観戦しないかと誘ったのか？




少し戻ったりしながらも考えてるうちに気付く間も無く眠りについていた。




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夏休み終わったので更新頻度戻るかも？

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