孤独のバイト記録簿

再会 ページ23

2人に別れを告げ、ロッカーに入る。




彼女はもうバイトはしないようだ。(巻き添えだったらしいし)




ロッカーを開けると、中には沢山の報酬が入っていた。




それと共に、「救助時の報酬です」と書いてある紙も入っていた。




『後でいいか…』




ウェーダーを取り、着替えて、スカジャンをロッカーに掛ける。




そして船に向かう。




港に出ると、普段と変わらない海だった。




あの荒れていた時が嘘みたいに静かだった。




船には2人が乗っており、静かに乗り込んだ。




「あれ？」




そう言いながら1人自分側に近づいてきた。




「やっぱそうだ！久しぶり〜！」




そう言った彼女はあのドン・ブラコ救出メンバー、スパッタリー持ちの彼女であった。




「あ、お久しぶりです…」




するともう1人のメンバー、ノヴァブラスター持ちの彼もいた。




2人はいつもペアでやってるらしい。




『おう、…そんな久しぶりでも無いだろ、2日しか立ってないだろ』




「そんなのどうでもいいでしょ」




結構口調強めな彼女はサルテというらしい。




「正論だなぁ…」




静かな彼はルアーというらしい。




「でもアンタが仲間ならコイツより全然頼もしいわ、よろしく！」




「ホント君酷いよね…、まあでも宜しくお願いします、クレイさん」




そしてあと一人が遅れてやってきた。




「悪いな、遅れちまったよ…てかクレイじゃん」




マスクでした。




(ここから名前つけます)




ﾏ「友達か？その2人は」




ｻ「修羅場潜り抜けた天才3人組さ」




ﾙ「そんなわけ無いです」




『彼の言う通りだ』




ｻ「アンタらもっと夢持った方がいいよ」




ﾏ「一回落ち着けお前ら…」




そんな会話をしながら現場に着きたかったのだが、マスクがなぜか船に乗らないで、ずっとツッコんでばっかだった。




ﾏ「お前ら仲良いんだろうな…」




『早く乗れお前のせいで出発してねえんだよ』




ｻ･ﾙ「その通り」




ﾏ「ごめんて」




珍しい謝り方を見せた所でやっと乗り込み、船が発進した。




約10分のロスだった。(普通の人)




バイト2回分損した。(鮭畜)




今回の目的地は海上集落シャケト場だ。




個人的には好きな現場だ。




ｻ「今日みんな武器何？」




とサルテが聞いてきた。




『余ったやつでいい。』




ﾙ「エクス」




ﾏ「96か…」




ｻ「じゃ私ボトル」




『俺はロングか…』




編成塗り地獄やんけ。

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