活気 ページ19
電車がやっと来て、乗り込もうと準備をしていた時、嫌な予感がした。
フェスの時ぐらい電車が満員近くだったからだ。
『…まじかよ』
何年も生活しているからわかるが、ここまで人が多いのはイベントか、フェス以外ない。
そして最近フェスがあったということから、大会とかイベントだと思った。
イカタコの多い中、少し間を開けてもらい、乗り込む事に成功した。
それでも当たり前すぎるが狭かった()
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ハイカラスクエアに着いた瞬間にほぼ全員が電車から降りた。
その中に俺もいた。
駅から町の中心を見ると、「ガチマッチ杯予選」と書いてある会場が見えた。
一般民衆と同じ道をたどり、観客席に行く道から1人フク屋に道を外れた。
そこには、店の前から行列があった。
『…うわぁ』
自分の中でも予想していたリアクションが素で出た。
最後尾の奴の持っている看板では30分待ちと書いてあった。
究極の2択、選べないなぁ、そうに決まってる()
ということで並びます。
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イカホをいじりながら30分が経過した。
ついに店舗内へ入る事が出来た。
なんか服を買おうとした。
ほぼ売り切れていた。
全裸になってるイカがいた。
俺はイカスカジャンを買い、着て店を後にした。
そして今、タコマスクを付けた彼奴とトーク中である。
「お前救助に向かったって聞いたケド」
『それは事実』
「死んだ奴がさ、俺の友達だったのよ」
『もうそれ言うのは俺に喧嘩売ってることになるけど』
「悪気はないんだけどな〜」
『悪気しかないの間違いだろ』
連絡先を聞いてから2、3日だが、今日まで一回も何も話しておらず、実際であったから話していた。
ちゃんと名前がマスクだと言う事も聞いた。
「でもお前はバイトでしか見ないんだよな〜」
『そうだね』
「まだバトルやってないのか?」
『やりたく無いしね、あんなクソなの』
そう辛辣に返す。
「多分だけどそれは間違いだと思うぞ〜」
『?』
彼は続ける。
「バトルの歴史が今にまで続いているのは誰でも楽しくできるからだと思うんだケド、どう?納得だろ?」
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ウィングドライ(プロフ) - 愛音@ゴーヘド愛は誰にも負けないさん» オリジナルストーリー褒めてくれるのは嬉しいですねぇ。コメントありがとうございます! (1月8日 19時) (レス) id: e7df631082 (このIDを非表示/違反報告)
愛音@ゴーヘド愛は誰にも負けない(プロフ) - この作品、面白いです。なんか救助の場面はハラハラしました…頑張ってください! (1月8日 13時) (レス) @page47 id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
ウィングドライ(プロフ) - ただの紺色さん» 改めてありがとうございました! (1月8日 9時) (レス) id: e7df631082 (このIDを非表示/違反報告)
ウィングドライ - ただの紺色さん» そう言ってくれると嬉しい限りです!頑張ります!(違う機種でId違うと思うのですいません!) (12月27日 21時) (レス) id: 8ee71409c0 (このIDを非表示/違反報告)
ただの紺色(プロフ) - この作品読んでて楽しい、、! 無理はしないでいいので次待ってます、、! (12月26日 19時) (レス) @page46 id: ec9847f949 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Wingdry | 作成日時:2023年5月6日 20時