Episode3 生き甲斐の一時停止 ページ18
昨日の雨は何事も無かったように止み、所々に水溜まりが見られる程しか無かった。
荒れ狂っていた海もすっかり静かになり、日常を取り戻していた。
しかし、あの中バイトに行かせ、死者を出したとして、一度捜索が始まった為、しばらくはバイトが出来なくなってしまった。
自分が救えれば…と、何回も思っていながらも、クヨクヨしてもしょうがないと自分に言い聞かせ、貯めた金を使って何かを買おうとした。
『…1、2、3、4、5』
額を数えていたが、思っていたより多かった。なんと79万程もあった。
『…うーん』
結局、新しい家電の購入、服の買い替えをする事にした。
自分の家から少し遠いがハイカラシティ近くの大型家電店に行く事にした。
そして、朝9時ごろに家を出て、電車で近くまで行き、向かった。
中で、扇風機が安く売られていた為、買おうか迷っている。
『今のも古いしな…。』
そんな時、後ろがザワザワしていたのに気付き、振り返る。
そこには特徴的な形の黄色ゲソのイカ2人が居た。
まあいかにも金持ちそうだったが、有名なんだろうと大まかな予測をした。
有名な人が多いと色々うるさいので、面倒くさいので無視した。
なんか誰かがエンペラーって叫んでたな。もう名前からして王やん。
少しずつその場を離れ、扇風機を買おうか迷っていたが、扇風機どうやって持ち帰るんだ問題もあった為、帰る事にした。
エスカレーターを降りたその近くに、一つのハンカチが落ちていた。
『…。』
少し迷った時点でもうクソ野郎だが、評価的な問題で、落とし物として届ける事にした。
『これが1階エスカレーター間際に落ちてました』
「分かりましたー」
クソ適当な担当を見た後、なんだコイツと思いながら店を後にした。
次はフク屋に行こうと考えていたが、どこに行くかまでは考えていないというミス。
バイト現場視察のついでにという謎でハイカラスクエアの「フエール・ボンクレー」に行く事にした。
…名前こんなんだっけ、2は一回もやったことないからなぁ…分からんなぁ(メタ)
また電車に揺られて向かうため、駅で待っていると、頭に商会のギアであるあの白いタオルを巻いている奴ら4人がいた。
バトルに向かっていると思いながら嫌悪感(バトル勢嫌い)と肯定感(同じバイターとして)が混ざって変な感じだった。
あとソイヤソイヤうるさかった。
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ウィングドライ(プロフ) - 愛音@ゴーヘド愛は誰にも負けないさん» オリジナルストーリー褒めてくれるのは嬉しいですねぇ。コメントありがとうございます! (1月8日 19時) (レス) id: e7df631082 (このIDを非表示/違反報告)
愛音@ゴーヘド愛は誰にも負けない(プロフ) - この作品、面白いです。なんか救助の場面はハラハラしました…頑張ってください! (1月8日 13時) (レス) @page47 id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
ウィングドライ(プロフ) - ただの紺色さん» 改めてありがとうございました! (1月8日 9時) (レス) id: e7df631082 (このIDを非表示/違反報告)
ウィングドライ - ただの紺色さん» そう言ってくれると嬉しい限りです!頑張ります!(違う機種でId違うと思うのですいません!) (12月27日 21時) (レス) id: 8ee71409c0 (このIDを非表示/違反報告)
ただの紺色(プロフ) - この作品読んでて楽しい、、! 無理はしないでいいので次待ってます、、! (12月26日 19時) (レス) @page46 id: ec9847f949 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Wingdry | 作成日時:2023年5月6日 20時