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待機 ページ11

せっかくだったらというどうでもいい考えで、フェスが終わり静かになったら車の売店で買い食いしながら昼頃の電車で帰るという予定を立てた。




商会の外に出た後、シャッターの鍵を閉め、空は暗いながらも明るいフェス1色の町を眺めていた。




…てかなんで扇風機つけてあったんだ?と思いながら…。




フェス中は飲食店も儲けどき、早く開く店が大半なため、朝飯を早く食べに行けるのが利点。




自分の心と会話して、食べたいと思ったのは激辛カレーだった。




少し、いやめちゃくちゃ思ったが、朝から激辛て、とは自分でも理解しているが、どうしても刺激が欲しかったのだろう、知らんけど。




______________________________________________




さらに1時間経ち、朝の5時近くになった。




人は疎になり、町は少し閑散としている感じがあった。




俺は足を動かし、町の中心部を出て、少し離れた激辛を推す店に入った。




フェスの力は偉大。店は人がほぼ満席状態で辛いという声が飛び交っていた。




そして客の大半はフェスTを着ていた…。




ただ、カウンター席の1番端が空いていた為、そこに座った。




メニューを見て、何を注文するか決めた後、店員を呼んだ。




「ご注文をお伺いします。」




1度やってみたかった常連風に、




『激辛カレー辛さ7で』




そう言うと、周りが少し静かになる。




「お客様、本当に大丈夫ですか?」




『え、ええ…、大丈夫です。』




これやらかしたな()




周りが驚く注目の的となってしまい、失態を犯したな、と考えながらイカホを弄って待っていた。




内心めちゃくちゃ焦っています。はい。




そして来たのは、真っ赤、というより自分の目のカラーのような深紅のカレーだった。




『いただきます。』




一部の周りのイカタコがこちらを見るなか、一口いただいた。




食べた瞬間胃の中に広がる痺れる辛さ、口から炎が出てきそうな位辛かったが、意外と大丈夫だった。




それでも辛いけど。




少し食べていると、なぜかザワザワし始めた。




端のカウンター席から見たが、目ぼしいのは見つからない。




20分ほど掛かり、汗はかいたが、完食することができた。




あとでアイスでも食べようと思いながら、会計を済ませた。




2500ゴールド、高いなぁ…w、そう思いながら店を後にした。

絡→←Episode2 ちょっとした非日常



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ウィングドライ(プロフ) - 愛音@ゴーヘド愛は誰にも負けないさん» オリジナルストーリー褒めてくれるのは嬉しいですねぇ。コメントありがとうございます! (1月8日 19時) (レス) id: e7df631082 (このIDを非表示/違反報告)
愛音@ゴーヘド愛は誰にも負けない(プロフ) - この作品、面白いです。なんか救助の場面はハラハラしました…頑張ってください! (1月8日 13時) (レス) @page47 id: 8e86fe11f1 (このIDを非表示/違反報告)
ウィングドライ(プロフ) - ただの紺色さん» 改めてありがとうございました! (1月8日 9時) (レス) id: e7df631082 (このIDを非表示/違反報告)
ウィングドライ - ただの紺色さん» そう言ってくれると嬉しい限りです!頑張ります!(違う機種でId違うと思うのですいません!) (12月27日 21時) (レス) id: 8ee71409c0 (このIDを非表示/違反報告)
ただの紺色(プロフ) - この作品読んでて楽しい、、! 無理はしないでいいので次待ってます、、! (12月26日 19時) (レス) @page46 id: ec9847f949 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Wingdry | 作成日時:2023年5月6日 20時

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