考える絵描きは暗殺教室の世界を描き尽くす (ページ17)

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episode.１.１３ページ17

''プリンは好きですか''

＿スイーツ全般大好きです、もちろんプリンも

これは、茅野ちゃん、だよね

''本は読む?読むならどんなジャンル?''

＿はい。たまにですが、読む時は一日に何冊でも読みます。ジャンルはあまり問わないので、機会があればおすすめの本など紹介していただけると嬉しいです

読書の話題だし、狭間さんかな?

''何カップ!?''

…これは。うん、言わずもがな、だな

＿測ったことはありませんが、そんなに大きくはないですよ

二十数名分の質問。

1人でいくつも質問してる人もいるから、数えたら凄い数になりそうだ。

少し睡眠を取れたことで、疲れは寧ろ増えたものの、頭はスッキリしている。

漠然とした不安感は消えないけど、やはり寝不足だと自律神経が乱れてネガティブに
なりやすいようだ。

「これでやっと半分、かな」

｢大変だね～Aちゃんも｣

「…あの、今授業中、ですよね」

｢そーだよ?｣

「ここに居ていいんですか?」

｢いーのいーの｣

ぼくが集中してる間に、1人サボり魔が来ていたようだ。

こんなの見てても暇だろうに…

怒られても知りませんよと呟きつつ、大きく伸びをする

まあ、どうせ彼のことだ。

怒られそうになっても、のらりくらりと躱してしまうんだろうけども。

さて。

「…息抜きでもしようかな」

｢いいね、何するの?｣

即座に食いついてくるあたり、やはり暇だったんだろう。

「うーん、絵でも描こうかと。」

｢へぇ、見てていい?｣

「それで業君が楽しいのなら、いいんじゃないんですか？」

鞄を手元に引き寄せ、中を覗き込む。

今手元にある道具は……

鉛筆とシャーペン、筆ペン、色鉛筆が普通と水彩の2種類…
コピック、イラストマーカー、ポスターカラー、
あと、クレヨンにパステル、水彩絵の具、
アクリルカラーとガッシュ、メディウムも何種類かあるね
タブレット端末もあるから、それも使えるか…

うーん…今日はどれを使おうか(誰と遊ぼうか)…

｢…あれ?色鉛筆、2つあるの?｣

「?…ああ、こっちは''水彩色鉛筆''って言うんですよ

折角だし、今日はこの子にしましょうか」