聖母 ページ9
夕「…聖母、ですか。貴方達もご存知なのでは？」
三「聖母とは何かは知っている。今知りたいのは彼女の様子についてだ。」
夕「…あー…いや、それがですね…実はよくわからないんですよねー」
鶴「なんでだ？役人だろう？何か知っているんじゃないのか？」
夕「彼女は…守られていて、近づけないんです。」
一「守られている？」
夕「はい。とある役人が、厳重に守っています。」
鶴「その役人は誰だ？」
夕「坂口 悠介。」
坂口 悠介？
清「誰？その人」
夕「…よく、わからないんですよ。名前と性別以外、知らないんですよ。好きなものとか、趣味とか…」
安「てか名前教えてもいいの？」
夕「…」
安定が聞くと、顔をしかめる夕凪。
夕「…一度、彼に恋い焦がれ、隠そうとした刀剣がいたんですよ。」
蛍「男なのに？」
夕「色んな愛がありますからね。」
石「その神様はどうなったんだい？」
夕「…消えました」
今「きえた？」
夕「…はい。彼の名前も知っていて、あとは隠すだけ、のところまで来たのに…彼を隠そうとした瞬間、その刀剣は粉々に…」
そこまで言うと口に手を当て苦しむ役人。
夕「…あの、光景は、思い出すだけで…！」
そんな、危険な奴なのか。
もし、Aに危害を加えたらどうしよう。
もしかして彼女は危険なのでは？
鶴「な、なぁお前、ある程度の好き勝手しても大丈夫なんだろ？彼女の情報、ちょくちょく報告してくれないか？」
夕「…は、い。なるべく、接近します。」
三「…もし、A…聖母に何かあったのならば、すぐに教えてくれ」
夕「はい。分かりました。」
その役人の手は少し、震えていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1962人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あんこ - もう色々と大暴走しててこのお話大好きです！！更新楽しみにしてます！！！ (2022年8月7日 11時) (
レス) @page40 id: ef650c7495 (このIDを非表示/違反報告)
MY LIFE(プロフ) - 楓さん» ありがとうございます！本当に嬉しいです！ (2019年1月21日 22時) (レス) id: d10822cfef (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 初コメ失礼します！このお話が大好きだったので、更新再開して嬉しいです♪自分のペースでいいので更新頑張ってください！応援してます。 (2019年1月21日 21時) (レス) id: 43539149dc (このIDを非表示/違反報告)
MY LIFE(プロフ) - 皆さん本当にありがとうございます！長い間更新しなかった作品を待っていてくださって……！嬉し過ぎて涙が出ます……！ (2019年1月21日 18時) (レス) id: d10822cfef (このIDを非表示/違反報告)
ヨル - お願いです、この作品死ぬほど好きなんです。投稿お願いします！(土下座) (2018年10月9日 2時) (レス) id: da46cff5b9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：MY LIFE | 作成日時：2017年2月23日 20時
