【刀剣乱舞】人間不信VS主を助け隊【貴女が大好き】

陸上選手もびっくり！ ページ19

夕「…いっきまーす！」

船「バッチコーイ！」







後ろに下がった夕凪が、船木に声をかける。



それに応える船木。







夕「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！！」

船「ウッグ……いっけぇぇぇぇ！！！！！」







走ってきた夕凪は、一度跳ね上がり、船木の背中を踏み台にして、一気に奥まで跳んだ。



すごい……





薬「チッ…！」

「もーダメだよー？おとなしくしなきゃ……」

夕「お前ら屈めぇぇぇぇ！！！！！」

小「夕凪…！」





短刀のいる場所に、着地。無駄がない。



陸上選手もびっくりだな…





夕「四天王！私が相手だ！」

柳「え⁉ちょ、嘘⁉」

金「な、ゆ、夕凪⁉」

柏「…え…」

朝「な、なんでお前が……！」







夕凪がいきなり敵として現れたことに、驚きを隠せないようだが、さすがだ。



もう戦闘態勢に入っている。







薬「すまねぇ…！」

夕「先に行ってください！まだゴールは遠いですから！」







短刀達が前に進む。







柳「ちっ…もういい！君達、早く短刀を追え！」

夕「行かせない！」

金「4対1で勝てるとでも？」







役人が一斉に散らばる。



おそらく、先回りする気だろう。





夕「4人は私が抑えます！皆さん、散らばって！聖母の場所は分かりますね⁉」

鶴「すまない！先に行く！」






夕凪を置いて、皆、バラバラに走り出す。



誰でもいい。早く、彼女の元へ。







船「夕凪！」

夕「…！よし！いくぞ！」







遠くで、刀と刀がぶつかり合う音がする。





振り返るな。進め。





進め！









鶴「なぁお前達、もし、役人が押し寄せたら…俺が止める。お前達は行け。」

三「…それは俺の仕事ではないな。」

清「俺、戦う方が楽だし？」

安「首落とす方がいい」

明「はぁ…皆でいけばいいですやん…」

鶴「そ、そうだな！」




俺たちは、5人で動く。


人が少ない分、なるべく、役人に会わないように進まなければならない。

もーいーかーい？→←乗り込みじゃああああ！

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