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『 ねーずっこちゃん ! 』
「 … ! むー !! 」
夜、任務が鎹烏から
伝えられることもなく
無事に寝る用意を終えた
だから消灯の時間まで
襧豆子ちゃんとお話しようと
思って、炭治郎たちの部屋に来た
ちなみに男子たちは
お風呂に入ってるらしい
『 襧豆子ちゃん襧豆子ちゃん
襧豆子ちゃんのお兄ちゃんの話、聞いてくれる ? 』
「 むーむー ? むー ! (訳 : お兄ちゃん ? いいよ !) 」
『 そっかありがとう !
あのね、今日、炭治郎とふたりで素振りやってたんだけどね
そのときに腕がすべって (?) 刀が吹っ飛んでっちゃったの 』
「 むー ?! むーむー ?? (訳 : ええ ?! 怪我はない ?) 」
『 うん ! 大丈夫 !
炭治郎が助けてくれたから ! 』
「 むーむー ? (訳 : お兄ちゃんが ?) 」
そう、あれはお昼前くらいのことだった
善逸は伊之助に引っ張られて
泣き叫びながら
どっか行っちゃったんだけど
わたしと炭治郎はと言うと
真面目に、真面目に !!!! (うるさい)
刀の素振りをやってたの
だけど途中で、… んー、何回目だったかな
1600超えたあたりで腕疲れちゃって
ちょっと力を緩めたら、腕がすべって (?)
刀が高く舞い上がってしまった
『 だけどね、炭治郎が高く跳んで、取ってくれたの ! 』
「 むー ! むー ! (訳 : へー ! そうだったんだ !) 」
『 改めて炭治郎って格好いいなあって思ったんだ〜 』
「 むー ? むー ? (訳 : あれ ? そこは可愛いじゃないの ?) 」
『 へへっ、それ善逸にも同じこと言われた !
お前が炭治郎のこと格好いいって思うなんて珍しいな、って
アイツホントに女の子のことなんだと思ってるんだろうね !!
好きな人にくらい格好いいと思うよねえ ?! 』
「 む、むー … (訳 : そ、そうだね …)
むー、むーむー、むーむー (訳:と、というかAちゃん、お兄ちゃんのこと本気で好きなんだね) 」
『 ん ? そりゃもちろん ! 』
「 むー、むーむーむー ! (訳 : 私も、Aちゃんがお姉ちゃんになってくれたら嬉しいな !) 」
『 襧豆子ちゃん … ! 』
襧豆子ちゃんの
その言葉に感動して
つい強く抱きしめちゃったら
爪立てるよって脅された ←
ごめんよ襧豆子ちゃん ←
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ぴえんはけつの穴 - うっわすき。めちゃおもろいです!更新待ってます。 (10月27日 21時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こちみ丸 | 作成日時:2022年1月3日 13時