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side . 神山 智洋
神山「 あー、そうですか、ありがとうございました！ 」
桐山〈 今回情報少ないな？ 〉
重岡〈 せやねんむっちゃ大変やってん 〉
今日はリア突のスタジオ収録の日。
この間、俺としげで行ったロケの分の収録やねんけど、今回は俺もしげもちょっと楽しみにしとる部分があって。
メンバーには言うてへんし、俺としげと、スタッフさんしか知らへんと思う。
重岡「 どうする神ちゃん？この商店街広すぎてキリないで 」
神山「 せやんなあ。手分けして探す？ 」
重岡「 ほんなら俺こっち行くわ 」
神山「 おっけ。じゃあ俺こっちな 」
重岡「 了解……って、ちょ、え？ 」
小瀧〈 お？どうしたどうした！！ 〉
中間〈 なんか見つけたんちゃう？ 〉
重岡「 神ちゃん神ちゃん！見て！ 」
神山「 え？…っちょ、待って、ホンマに？ 」
重岡「 …これ、話しかけたら迷惑やろか 」
神山「 でも事務所の許可取ってへんよな？ 」
スタ「 そう…ですね。取ってないです 」
重岡「 でも行けないことも？ 」
スタ「 ないです 」
重岡「 よっしゃほんなら神ちゃん行ってきて！！ 」
神山「 ちょまっ、なあんで俺やねん！！ 」
藤井〈 え？人？ 〉
小瀧〈 誰や誰や！なにわ男子か？ 〉
�霤帖� でもしげがシャイ発動してんで？ 〉
桐山〈 あー、たしかにそれはそやな 〉
そしてVTRは、ついにいちばんの盛り上がりの場面に。
最初は俺らにカメラ向いててんけど、しげが見つけた方の方にカメラが向くと、ほんまに一瞬だけ静かになったスタジオ。
その人はマスクもメガネもしとったし、すぐにはわからんかったかもしらんけど、誰か理解した瞬間一気にスタジオが騒がしくなる。
小瀧〈 えぇぇえぇぇえ？！！ 〉
桐山〈 え？！！待って？！！ホンマに？！！ 〉
神山「 あのー、すみません 」
「 ……はい 」
神山「 ちょっとお聞きしたいんですけど、…もしかして、女優の雛乃Aさんとちゃいますか？ 」
「 …いや、ちがいま「 そうですコイツ雛乃です 」ちょっ、亜紀ちゃん？！！ 」
�霤帖� うわっ！！がちやん！！ 〉
中間〈 よう許可取れたな？！！ 〉
神山〈 スタッフさんたちが頑張ってくれたみたいで 〉
そう。俺としげが運良く出会えたのは、まさかの俺らが会いたくて仕方なかった雛乃Aちゃんやった。
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作者名：こちゅん | 作成日時：2022年6月22日 16時
