重岡大毅の嫁になった件【 Daiki . Shigeoka 】 (ページ11)

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『ホントにすみませんでした、重岡さんを巻き込んでしまって』

重岡「ああいえ、気にせんといてください！！

最初に言い出したんは俺なんで！！」

その後、無事にお母さんとお父さんは
東京の実家に帰宅。

そして今、ウチの私情に
重岡さんを巻き込んでしまったことを
お詫びするため、私は重岡さんを連れて
近所の居酒屋に来ている。

『今日は私が奢るので、ジャンジャン頼んでください！！』

重岡「いやいや！！そんなの悪いっすよ！！

俺だって巻き込んだンすから、ここは俺が払います！！」

『駄目です！！予定にもないことしたのは私ですから！！』

重岡「『 …… ふはっ笑』」

奢る奢らないの譲り合いをしていると
なんだか面白くなって
重岡さんと同時に吹き出してしまって。

結局、割り勘にする、という結論で落ち着いた

『よーし飲みまくるぞー！！』

重岡「お酒強いんすか？」

『そんなに強くないです酔ったらごめんなさい』

重岡「え」

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翌日、いつも通り途中で神ちゃんと合流して
一緒に会社に向かっていたときのこと。

突然誰かに後ろから呼ばれ
振り返ると一気に押し寄せてきた女性たち

『えっ』

「なあなあAさん！！」

「重岡さんと結婚したってホンマ？！」

『 …………………… は？』

「めっちゃ噂になってんで！！」

『 ……… いやいやいやいや、え、なんで？』

「うちも詳しくは知らんねんけど噂で流れてきてん！！」

「なんか昨日見た人がおんねんて！！」

神山「見た、って何を？」

「重岡さんとAさんが下の名前で呼び合ってるとこ！！」

「実家に挨拶するとかどうとかって会話も聞こえてきた言うてたで！！！」

『 …………………… (顔面蒼白) 』

まさかの目撃されてしまっていたという衝撃の事実。

今すぐ誤解を解きたいけれど
重岡さんの私情のこともあるし
どう説明していいかわからない

………………… よし、逃げよう

『ごめんなさいそういうことは重岡さんに聞いてください！！！！』

神山「えあ、ちょ、A ？！！」

「あ、逃げた！！！」

「 … ってことは事実やったりする？！！」

「うわー、認めたも同然やん」

「あとで重岡さんにも事情聴取せな」

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