□ . だいき、こわくないもん！！！ ページ10
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紫「 ほんでな、後ろ振り向いたらおんねん。口裂け女が…！！！ 」
赤緑「「 ッぎゃあー！！！！ 」」
夏の風物詩のひとつ、怪談話。
�陲舛磴鵑�やりたいって言うたことから始まってんけど、子供二人がかわいすぎてしょうがない。
やって、手繋いだままお互いに抱きしめ合ってるんやもん。
緑「 っねえ、はまちゃ、くちさけおんなって、とものこと食べる？ 」
紫「 あー、わからへんなあ。ええ子にしてたら食べへんのちゃうか？ 」
黄「 ほら、夜更しする子のトコにはおばけ来てまうで？はよ寝る準備せな 」
赤「 だ、だいき、はみがきしてくる！！！ 」
『 あんまり時間かけんようになー 』
青「 大毅、歯多いねんから 」
黄「 なんやそれ 」
淳太は呆れたような目向けてくるけど、実際ホンマに歯多いし。
大毅の歯、普通の人の倍はある気がすんねんなー。
……このまま大人になったら、歯の量もさらに増えるんやろか (なわけ)
赤「 ……、A！！ 」
『 んー？ 』
赤「 やっぱり、いっしょにきて 」
『 え？笑 なんで？笑 』
赤「 ええからはやく！！ 」
桃「 …あ、わかった。大毅、ひとりで行くのが怖いんやろ！ 」
赤「 は、はあ？！！そんなわけないやん！！ 」
橙「 へ〜？ほんならなんでAが行かなアカンの？笑 」
赤「 …えっと、…あ、ほら！！だいき、歯多いから、みがき方見してあげようと思うてん！！ 」
『 でも、うち見たことあるで？笑 』
赤「 〜〜〜っ！！ええからきて！！！ 」
『 はいはい 笑 』
たぶん怖いんやろうなあと全員が確信した中で、うちはひとり立ち上がって大毅の元まで行く。
まあ、確かに洗面所はリビングからちょっと遠いし、さっきあんな話聞いたばっかりやから怖い気持ちもわからんことはないけどな 笑
『 ともも寝るの遅なんねんから、はよ歯磨いて寝るで 』
赤「 んー……A、だっこ 」
『 なんでそうなった 』
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作者名：こちゅん | 作成日時：2022年6月11日 19時
