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side . 紫
『 ＿今日な、うち、大事な資料の数字間違えて打ってもうてさ 』
紫「 …おん 」
『 結局、先輩が気付いてくれて事なきを得たんやけど、危うく大量発注してまうところやってん 』
紫「 … 」
夕食後、家の二階にあるバルコニーでAと2人、空を見ながら話を聞く。
時々鼻をすするような音も聞こえるし、相当堪えたんやと思う
『 先輩は大丈夫やって言うてくれたんやけど、絶対大丈夫ちゃうかったよなー… 』
紫「 …A 」
『 あーもう、うちホンマダメダメやな、笑 』
紫「 ………A 」
『 なんしてんねやろ、うち寝不足やろか、笑 』
紫「 …A！ 」
『 …はまちゃん 』
やっとこっちを向いてくれたAを、そっとだきしめる。
最初は戸惑っとったAやけど、すぐ俺の腕の中からすすり泣く声が聞こえてきて。
紫「 …うん、泣いたらええ、気が済むまで泣き？ 」
『 っ、はまちゃっ、ずびっ、 』
紫「 大丈夫。失敗は誰にでもあんねんから 」
『 っ、うん、 』
紫「 俺やってめっちゃ失敗してんねんで？失敗してんのはAだけちゃうから、な？ 」
『 …っ、ありがとう、 』
紫「 んーん、なんかあったらいつでも言いや？この�陲舛磴鵑�話聞いたる！ 」
『 っふ、なんやそれ 笑 』
やっと笑ってくれたAの体をそっと離し、頭を撫でる。
すると遠くから、“ あー！！はまちゃんがA泣かせとるー！！ ” なんてでかい声が近づいてきて。
………大毅やな
赤「 じゅんたー！！大変やー！！ 」
『 っふは、大毅 笑 』
赤「 出たなはまザウルス！！だいきが相手や！！ 」
紫「 もー、勘弁してぇやあ！今日何回目やねんこれぇ！ 」
緑「 Aちゃ、だいじょーぶ？ 」
『 っ、うん！もう大丈夫やで！ 』
緑「 んふっ、ぎゅー！！ 」
『 っわ、笑 』
大毅に続いてともまで出てきてもうこの場はカオス。
…まあでも、Aも笑顔になったし、結果オーライか！
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作者名：こちゅん | 作成日時：2022年6月11日 19時
