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緑「 …!!お姉ちゃ!! 」
赤「 でかい大根もおる!! 」
桃「 誰がでかい大根や 」
大橋さんに言われた場所まで行くと、既に外で待ってくれていた子供二人と大橋さん。
とりあえず子供たちはのんちゃんに任せて、うちは大橋さんに説明を受けに行く。
大橋「 急なご提案ですみません!! 」
『 ああいえ、こちらこそ… 』
大橋「 それで、養育里親のことなんですけど、 」
『 …はい 』
大橋「 二人が里親の元に行く分はもう許可出てるんで大丈夫なんですけど、実はAさんにも研修を受けてもらわなアカンらしいんです 」
『 研修、ですか? 』
大橋「 はい!まあでも、そんな難しく考えんでも大丈夫ですよ! 」
大橋さんにそう促されるモノの、もううちの気持ちは決まってる。
……あの二人は、うちらで守る。
『 ぜひ、受けさせてください! 』
大橋「 …!!ホンマですかぁ?!ありがとうございます!! 」
『 あの子たちと暮らせるんなら、なんでもするつもりですから 』
大橋「 …Aさぁん… 」
“ めっちゃいい人やぁ…!! ” なんて、目をうるうるさせながら言うてくる大橋さん。
…うちからしたら大橋さんもだいぶええ人やねんけどなあ…笑
緑「 …ねえ!とも、おねーちゃんと暮らせる? 」
『 …うん。暮らせんで 』
赤「 だいきも?だいきも暮らせる? 」
『 もちろん。お姉ちゃん、がんばるからな! 』
桃「 A、めっちゃ好かれてるやん 笑 」
赤「 なに、大根もおねーちゃん好きなん? 」
桃「 大根言うな!! 」
そんな掛け合いをする二人に、笑いが溢れるんを我慢できんくて。
のんちゃんやって、だいぶん好かれてると思うで?笑
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作者名:こちゅん | 作成日時:2022年6月11日 19時