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side . 斉藤
『 しげっ、のんちゃんっ 』
重岡「 … なに 」
小瀧「 … Aは神ちゃんがええんやろ、神ちゃんとこ行けばええやん、 」
『 … そないなこと言わんといてや、
… うちな、ふたりに聞いてほしいことあんねんけど、聞いてくれる ? 』
かみちゃんに助言をもらって
さっそくふたりに話しかけに行く 。
うう、ふたりともだいぶ怒ってる …
『 部屋のこと、やねんけど 』
重岡「 … 」
『 うちな、やっぱり … 「 … シゲとがええんやろ ? 」… のんちゃん、 』
うちが話を切り出すより先に
のんちゃんがそれを遮って
うちが言いたかったことを口に出す 。
小瀧「 … Aのことなら、なんでもお見通しやねんあほ 」
『 … ホンマごめんな、のんちゃん、 』
小瀧「 ……… まあ、俺ンとこにも来てくれるんやったら許す 」
『 … !! 行く !! 絶対行く !! 』
また抱っこしてな ! とお願いすると
当たり前やろ !
なんて、即答で返事が返ってきて 。
完全に機嫌が直ったのんちゃんに
またもや持ち上げられ
ぎゅーっと強くだきしめられる 。
今回ばっかりは
しげも目つむってくれとるみたい 。
神山「 よーし !
ほんならちゃんと仲直りもできたことやし、部屋の配置決めよか ! 」
藤井「 せやな 」
桐山「 でも、どうやって決める ? ジャンケンとか ? 」
中間「 とりあえず希望聞いといた方がええんちゃう ? 」
『 はい !!!! うちとしげ、のんちゃんとかみちゃんの間 !! 』
重岡「 じゅんたはおれらの部屋の前な !! 」
中間「 なんでやねん 。絶対嫌やわ 」
じゃあはまちゃん !! なんて、声を
あげるしげの話を、はまちゃんが
まったく聞いてなかったんは
また別のお話 。
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作者名:こちゅん | 作成日時:2022年1月21日 20時