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「 待たせたな！ゼロ！ 」
『 みんな、怪我はない？ 』
「 ヒロ！坂本！ 」
他の同期たちがそれぞれのやり方で犯人たちを制圧してくれたのを確認し、人質が閉じ込められているであろう倉庫の鍵を開けて扉を開く。
すると中には、自分たちで拘束を解いたのだろう、降谷や班長、その他にもクリーニング屋の外守さんなど、一般人の方々がたくさんいた。
「 ど、どうして諸伏や坂本がここに、 」
「 看板のモールス信号を受けて、犯人たちを制圧しに来たんだよ！ 」
『 降谷が助けてくれーってうるさいからさ 』
「 なっ、僕はそこまで言ってない！ 」
『 へー、どうだかね？ 』
悔しそうな顔をする降谷を、いつもの仕返しだと言わんばかりにからかってやる。
…おい待てその拳はなんだ引っ込めろゴリラ！！
「 ちょ、ゼロ、抑えて抑えて！これも全部、坂本さんの作戦のおかげなんだから！ 」
「 坂本の？ 」
『 あーまあ、班長のお父さんがやろうとしたことを真似しただけなんだけどね。だよね、萩原 』
「 ああ 」
私がそう言えば、案の定�� 親父がやろうとしたことって、どういうことだ？ �瓩畔垢い討�る班長。
説明してやりなよ、萩原。
「 実は俺、班長の親父さんがヤクザ風の男にボコられてた時、そのコンビニにいたんだよ 」
「 …いたのか、あの現場に 」
「 …班長は、血まみれの親父さんに気を取られてて気付かなかったのかもしれねえけど、あの後男の仲間が数人店内に入ってきたんだ 」
「 …！ 」
「 恐らく、親父さんは気付いてたんだよ。近くの車にその男の仲間が潜んでいたことに。
だから、その男を捕まえたとしても加勢に入られたら勝ち目はないし、店内で乱闘にでもなり、万が一立てこもられたりしたら他の客たちに危害が及ぶ。
あのとき店内には、俺や妊婦さんや老人とかたくさんいたからね
それに、警察の到着がかなり早かったのは、多分親父さんが通報し、警察が到着するまでその男を奥まで入れず、店先で足止めしたかったんだよ
…だから班長、あの土下座は命乞いなんかじゃなく、誰も傷つけてたまるかっていう警察官のハートが、そうさせたんじゃねえの？ 」
班長の胸に拳を当てて、全てを説明する萩原。
そして班長はその拳を見つめ、自身がしていた勘違いに気がつけたみたいだった。
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愛(プロフ) - よかった!!!!!!!救済ifだった!!!!!!! (2023年1月5日 21時) (
レス) id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
愛(プロフ) - 待ってくれや..........坂本さんそっち側なのか!?死亡フラグたってるじゃん!!!!!!!( ｡ﾟДﾟ｡) (2023年1月5日 21時) (レス) @page48 id: ebf2abea67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こーさん | 作成日時：2022年11月8日 18時
