. ページ46
.
……自分で快斗の恋を応援するようなこと言っておいて、自分で辛くなる私って一体。
…ま、快斗にこの気持ちを悟られないように、頑張って顔には出さないようにしてるんだけど。
……とりあえず今は、買い物に集中!!
『 それで、快斗が買いたいものってなんなの? 』
「 ああ、こっちこっち 」
『 …え、ちょ、快斗?! 』
突然、私の手を掴んで歩き出す快斗。
しかも超ナチュラルに繋いでくる物だから、思わず困惑。
『 か、快斗!手! 』
「 え、あ、悪い! 」
『 ……っだ、大丈夫! 』
……全然大丈夫じゃないけどね。
…もう心臓ばくばくで飛び出しそう。
「 …お、ついた。ここだぜ 」
『 …?ここって… 』
心臓ばくばくのまま快斗に連れて来られたのは、女性物のアクセサリーショップ。
『 ……快斗、こんな趣味あったんだね。初めて知ったよ 』
「 バッ、バカかオメーは!!そんなんじゃねーよ!! 」
『 じゃあどんなのよ 』
「 …オメーへのプレゼントだよ。
……ほら、この間オメー、ネックレス切れてショック受けてただろ?
だから代わりのものを、って思ったんだけどよ… 」
……そういえばそうだった。
この前お気に入りだったネックレスのチェーンが切れて使えなくなっちゃって、新しいの買う予定だったんだ。
……快斗、覚えててくれたんだ。
.
691人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
名無しちゃん。 - 夢主ちゃん可愛い...。更新頑張ってください! (2021年6月6日 9時) (レス) id: bb084ba885 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こーさん | 作成日時:2021年6月4日 17時