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黒木「片岡先生」


「はい」










校長室に入ると、
黒木先生は窓の方を見ながら、話し始めた。











黒木「貴方は、私をいつも支えてくれました。

何も言わずとも私を理解してくれる、
私を心配し、時には止めてくれる、

良き、理解者だと思っています」


「…とんでもないです」


黒木「しかし、仕事上のパートナー、ではなく、
別の意味で隣にいてほしいと、思っていたのも事実です」


「…え、」












…あれ、なんか話の方向が変わってきた気が…













黒木「勝手に失恋したとか勘違いしてお酒は飲む、
無防備で、男との距離が近い。

泣きたいのはこっちです」


「…え、っと…?」


黒木「私はこの先、貴方以上に好きになる人はいないでしょう」


「…は、」












黒木先生はそこまで言うと、
振り返り、私を見た。













黒木「桜花に来る前から、ずっと、貴方のことが好きでした。
…私と付き合ってくれませんか?」












黒木先生は何も言わない私に近づいてきて、
すぐ手前で止まった。











「…わたしも、好きです」












黒木先生を見上げると、
黒木先生は八重歯を見せて笑うと、

私を抱きしめた。












黒木「…やっと、堂々と触れられる」












黒木先生はそう囁くと、
私の身体を離し、頬に手を添えた。


黒木先生はまた少し口角を上げると、
唇が重なった。















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- とっても面白かったです‼️ (9月19日 5時) (レス) @page14 id: 50676421a4 (このIDを非表示/違反報告)
www(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございました!!いいね連打したいぐらいです!! (2022年2月11日 18時) (レス) id: c849671628 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - カハッ(吐血)最高です,,,!今までお疲れさまでした,,,! (2022年1月22日 19時) (レス) @page15 id: 8ec3b2abb5 (このIDを非表示/違反報告)
つなまよT2(旧ちょこばなな)(プロフ) - 主様のペースでいいので番外編とか読みたいです、、、、、、、、、、、!!!同棲、結婚式とかッッッッッ!! (2022年1月20日 17時) (レス) @page15 id: 50093fe7c2 (このIDを非表示/違反報告)
理音(プロフ) - 更新ありがとうございます!最高でした!最後までドキドキが止まりませんでした!これからも応援しています! (2022年1月20日 8時) (レス) @page14 id: d1bb6ccd48 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅茶 | 作成日時:2021年12月30日 22時

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