君を笑顔にするために。2

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桂「よし！これで夏合宿も6年生全員参加！
…あ、1人除いてか」


佐倉「柴田まるみさんですか？」


桂「うん、去年もね生まれてこの方一度も外泊なんてしたことないから
心配で参加させられませんってお母様が」


佐倉「そうなんですね」


「大事にされてるんですねぇ」


桂「でも不登校って言っても塾にはちゃんと来てるわけだし、
成績もそこそこいいし、」


佐倉「無理に参加させない方がってことですかね」


桂「と思うけどね？」












チラッと黒木先生を見ると、
黒木先生もこちらを見ていて目が合った。












黒木「片岡先生」


「はい」


黒木「どうですか」


「…主語がないんですが。

柴田まるみさんの話なら、
紗良ちゃんが来てから、ずっと何か言いたそうでしたよ。

そのうち来るんじゃないですかね」


黒木「そうですか」











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木村「主語がないのによくわかるな…」


橘「そりゃもう、あの2人はね」


木村「…」


橘「だから何で睨むんだよ」















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60票ありがとうございます〜！！
7話がまだ書けてないので少しゆっくりめに進みます！すみません！！


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