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佐倉「あ、黒木先生」
黒木「はい」
佐倉「今日面談する武田くんのお母様から連絡がありまして。
お父様は仕事がどうしても都合つかないそうなんです」
次の日の朝、
佐倉先生は来たばかりの黒木先生にそう告げた。
黒木「では、お母様だけいらっしゃるということですか?」
佐倉「そのようです」
黒木「それで貴方はどうやって説得するんですか?
ノルマは果たせるんでしょうか」
佐倉「……あの、それぞれの家庭には
それぞれの事情があるんじゃないかと思うんです。
お金もかかることですし」
止めようとした時には、もう遅かった。
黒木「佐倉先生」
佐倉「はい」
黒木「もう結構です。貴方では話になりません」
少し傷ついた表情を浮かべた佐倉先生とは反対に、
嬉しそうな顔をして立ち上がった橘先生だった。が、
黒木「桂先生、片岡先生」
「「はい」」
黒木「今日の武田さんの面談、どちらかにお願いできますか」
桂「え…はい?」
黒木「武田夫妻の地雷を踏みつけて、爆発させるんです」
「そういうことなら、桂先生の方が適役かと」
桂「…わかりました」
佐倉「地雷…爆発?」
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紅茶(プロフ) - 埜多羅さん» 大丈夫ですよ!ありがとうございます!! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - なっちゃんさん» ありがとうございます〜! (2021年12月7日 21時) (レス) id: 9cb04252fe (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - ごめんなさいm(_ _)m💦間違えて1つ多くコメントが… (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました(笑)これからも頑張ってください! (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
埜多羅 - 毎日見に来てしまうくらいとても好きになりました(笑)頑張ってください! (2021年12月5日 22時) (レス) id: 0765040fa1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅茶 | 作成日時:2021年11月25日 0時