Feeling.3

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《 馨 side 》












センパイを家まで送って、
その足でモリ先輩の家へ。













光邦「あっ、カオちゃん！」


馨「こんばんは。光は？」


光邦「それが…遊園地ではぐれちゃって。

ヒカちゃん先に戻って来てたみたいなんだけど、
部屋にこもったっきり全然…」












光がいるという部屋に入ると、
光は部屋の端で体育座りで下を向いていた。













馨「…光」


光「…何しに来た」


馨「仲直りしに！」


光「…ふざけんなっ！今更何言っ…」












光の言葉を遮って、

さっきセンパイにしたのと同じように、
ほっぺにキスをした。













馨「…光、僕、結局告白できなかった〜！」


光「え…でもさっき…」


馨「冗談だっていつもの感じで誤魔化しちゃった！

…だから僕の分まで、
これからは光が頑張ってよ」


光「何言ってんだ、…馨、お前まさか…

全部芝居…？僕がハルヒに向かえるように…？
だからあんな態度…遊園地でも…」


馨「ひか…」


光「ふざけんな！
そんなことされて喜ぶとでも思ってんのかよ！

大体お前ハルヒやセンパイのことなんだと思ってんだ！
自分の都合で振り回して利用したんじゃないか！

お前の方がセンパイに対してよっぽど適当じゃないかよ！」















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