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《 馨 side 》
「こんなまどろっこしいことしないで、
シンプルにハルヒに恋愛感情はないって
伝えればよかったんじゃないの？」
光が走って去っていく後ろ姿を見て、
センパイは僕にそう尋ねた。
馨「そう伝えてもさ、光は多分信じないから。
僕が気を遣ってるって思うだけだと思うんだよね」
数分前、僕は、
馨「僕がAセンパイに告白してるところを光に見せる。
そうすれば、光は僕がハルヒのこと好きじゃないって信じてくれるから。
光との仲直りに協力してほしいんだ」
センパイへの告白は嘘だ、って逃げた。
本当に告白する勇気なんて、僕にはなかった。
光に適当だなんて言ったけど、僕の方が、適当だ。
ハニー先輩、ごめん。
僕、言えなかった。
馨「…ね、センパイ。
もう少しだけ遊んでいかない？」
「光と仲直りするんじゃないの？」
馨「するけど！
折角来たからさ、ちょっとだけ！ね？」
「…わかったよ、ちょっとだけね」
馨「やった！
何乗る？とりあえずジェットコースター？」
「お、いいね。
さっき通ったやつがいいな」
馨「おっ、いいね〜！」
…Aセンパイのことが好き。
光のことも、好き。
今のままじゃ、僕も光ももう満足できないことを知りながらも、
大人ぶって理解者ぶって…
光から離れるのが怖い。
本当は昔と変わらず矛盾した駄々っ子みたいに
誰より光に依存しているから。
でも、この先、Aセンパイやハルヒや、
その他にも僕らに大事な人ができた時に、
僕らがずっと2人でいたら、変わらないから。
そうわかっているのに、
僕から離れることはできないから。
だからお願い。
どうか光から断ち切って。
僕は光の笑顔が見たい。
あんな気遣いだらけの偽物の笑顔じゃなくて。
嫌われてもいい。
憎まれてもいいから、
光には自由に羽ばたいてほしいんだ。
そしてどうか、光は好きな人と…
ハルヒと、結ばれて。
僕には、今の関係を変える勇気はないから。
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くぅかな(プロフ) - こここ、これは一体誰とくっつくのー\(//Д//)/ 個人的にはモリせんぱい…。 (2022年7月11日 1時) (
レス) @page48 id: c4e0c26ecd (このIDを非表示/違反報告)
夏目 - お話の構成、恋愛模様などとても面白くて、何回も読んでいます…！！1年後でも何年後でも待っているので、やる気が出て余裕があれば続きを書いてくだされば嬉しいです(*´∀｀*)続きを楽しみに何年後でも待ってます！！ (2022年7月2日 14時) (レス) @page42 id: 9e93016f5c (このIDを非表示/違反報告)
ハント - この話本当に好きで、何周も読んでます。続きを楽しみに待っています！ (2022年5月21日 14時) (レス) id: f6410f9ee4 (このIDを非表示/違反報告)
あーち - 続き楽しみにしてます！！更新頑張ってください！応援してます(^^) (2022年4月21日 22時) (レス) id: a4caff25ae (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています！ (2022年4月1日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅茶 | 作成日時：2022年3月10日 22時
