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鏡夜「はーい、集合。それではお土産を配りまーす」
日本に帰ってきた鏡夜は、
部室でみんなにお土産を配っていた。
ハルヒ「あ…ありがとうございます…」
馨「Aセンパイにはお土産ないの？」
「私は昨日貰ったから」
馨「え、昨日？」
環「キョーヤくん、俺には？2mのエッフェル塔…」
鏡夜「光。髪の色変えたのか。なかなか似合ってるぞ」
光「えへへ、やっぱりー？
鏡夜先輩ならそう言ってくれると思ってたんだ〜」
馨「ひどいよねー、誰かさんなんて全っ然気付かなくてさー」
環「嘘つけ！真っ先に気づいただろーが！」
双子「…嘘つき？誰が？」
環「うっ」
双子が冷たい目で環を見ると、
環はかなり怯んだ様子だった。
光「ちょっと聞いた？
あちら旅行サボったこと隠してらしたのよ」
馨「しかも計画的犯行だったらしいわよ」
光邦「信用されてないみたいで大変傷ついたもんねえ…」
環「だからその件は昨日謝りに行っただろーが！
ハルヒは許してくれたもんね？おにぎりくれたもんね〜？」
ハルヒ「え…えっとあの…
ひっ、光と馨、何の本もらったの？」
光「ハルヒ？」
そんなやりとりをしていたが、
鏡夜は環に視線を向けずゆっくり話し始めた。
鏡夜「あぁ…そういえば、
フランスである金髪の女性に会ってね」
双子「へー？」
鏡夜「それから、アントワネットによく似た犬…
日本に兄弟犬がいると言っていたが。
彼女は離れている息子のことを毎日想いながら、
その犬や家族と暮らしていたよ」
光邦「…綺麗な人だった？」
鏡夜「ええ、とても」
ハルヒ「元気に…元気にされてましたか…？」
鏡夜「…あぁ。とても元気で笑顔を沢山見せてくれたよ。
彼女は息子が日本で自分らしく生きてくれることを祈ってた」
環「そっ…か…
…ちゃんと笑ってるんだ…そっか…」
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環「もしもし、父さん？環です。
…この間の話だけど、真剣に考えてみたいんだ」
『社長？ご子息からのお電話おわられたんですか？
それでしたらこちらの書類に…社長…？』
環のその決意が、
後にして思えばホスト部終焉のキッカケだったのかもしれない。
そのことはまだ誰も知らない。
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くぅかな(プロフ) - こここ、これは一体誰とくっつくのー\(//Д//)/ 個人的にはモリせんぱい…。 (2022年7月11日 1時) (
レス) @page48 id: c4e0c26ecd (このIDを非表示/違反報告)
夏目 - お話の構成、恋愛模様などとても面白くて、何回も読んでいます…！！1年後でも何年後でも待っているので、やる気が出て余裕があれば続きを書いてくだされば嬉しいです(*´∀｀*)続きを楽しみに何年後でも待ってます！！ (2022年7月2日 14時) (レス) @page42 id: 9e93016f5c (このIDを非表示/違反報告)
ハント - この話本当に好きで、何周も読んでます。続きを楽しみに待っています！ (2022年5月21日 14時) (レス) id: f6410f9ee4 (このIDを非表示/違反報告)
あーち - 続き楽しみにしてます！！更新頑張ってください！応援してます(^^) (2022年4月21日 22時) (レス) id: a4caff25ae (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています！ (2022年4月1日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅茶 | 作成日時：2022年3月10日 22時
