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崇「A」
「崇」
崇の家から戻り、部屋で休んでいると、
扉がノックされ、入ってきたのは崇だった。
崇「…言っておくが、
2人の喧嘩の原因はAでもハルヒでもないぞ」
「…」
崇「2人がいつか絶対ぶつかる壁だ。
Aは関係ない」
崇は、真っ直ぐ私を見ていた。
崇「むしろAやハルヒがいたからこそ、
ぶつかることができたんだ」
「…うん、ありがとう。ちょっとだけスッキリした」
崇「…馨の気持ちには気付いてたのか？」
「ん？んー…なんとなく、だけど」
崇「…そうか」
崇はポン、と私の頭を撫でた。
「…私さ、馨の気持ちわかるんだよね」
崇「馨の気持ち…？」
「……崇、私ね、前に聞いちゃったんだ。
環と仲良くなってすぐくらいの時にね、」
環「そういえば鏡夜。
お前、A先輩とどういう関係なんだ？」
鏡夜「関係？」
環「前に家にいただろう！
家にいるということはそこそこの関係性では…」
鏡夜「前にも言っただろう。天宮先輩は姉さんの友人。
俺とは何度かパーティーで会っただけだ」
環「それだけか？」
鏡夜「父的には、俺に天宮先輩とくっついてほしいらしい。
ま、天宮はうちにとって、メリットしかない相手だからな」
環「そういうことじゃなくて…」
鏡夜「俺にとっては、恋愛なんかより、
父の信頼を得ることの方が大事なんだよ」
「そう話してたの。
もちろん、今は少しは変わってるかもしれないけど…
私もね、馨と一緒だよ。
…今の関係が崩れるのが怖いんだ」
崇「…」
崇は少しだけ眉をしかめて私を見ると、
軽く私の腕を引いて私を抱きしめた。
「…崇？」
崇「…」
崇は何も言わずに、
しばらく私の頭を撫でていた。
「…崇の匂い安心するなあ、」
崇「…」
ーー
段々と更新の時間が遅くなってますね！すみません！！
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くぅかな(プロフ) - こここ、これは一体誰とくっつくのー\(//Д//)/ 個人的にはモリせんぱい…。 (2022年7月11日 1時) (
レス) @page48 id: c4e0c26ecd (このIDを非表示/違反報告)
夏目 - お話の構成、恋愛模様などとても面白くて、何回も読んでいます…！！1年後でも何年後でも待っているので、やる気が出て余裕があれば続きを書いてくだされば嬉しいです(*´∀｀*)続きを楽しみに何年後でも待ってます！！ (2022年7月2日 14時) (レス) @page42 id: 9e93016f5c (このIDを非表示/違反報告)
ハント - この話本当に好きで、何周も読んでます。続きを楽しみに待っています！ (2022年5月21日 14時) (レス) id: f6410f9ee4 (このIDを非表示/違反報告)
あーち - 続き楽しみにしてます！！更新頑張ってください！応援してます(^^) (2022年4月21日 22時) (レス) id: a4caff25ae (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き楽しみにしています！ (2022年4月1日 2時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅茶 | 作成日時：2022年3月10日 22時
