こっち向いて。【Ryosuke.Yamada】

LOVE ６ ページ28

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『んんっ、………』







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ゆっくり振り向いた涼介くんに、いきなり奪われた唇。







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ﾄﾞﾝｯ







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吸いつかれたまま、壁に押し付けられて。







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涼介『んっ…好き』







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吐息の間にそう呟く涼介くんのせいで、うるさいくらいに鼓動が高まる。







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『ひゃ、……っ』







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涼介くんの濡れた唇が耳元に移動し、ぱくっと甘噛みをする。







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舌でちろちろ弄ばれ、だんだん身体の力が抜けてきて。







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ﾎﾞｽｯ








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軽々持ち上げられて、視線の先には寝室の天井。







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胸元を開け、首筋に舌を這わせる涼介くん。







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『…っふ、ぁ、んんっ』







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涼介くんの首に腕を回し、一気に近くなる２人の距離。







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涼介『っ……、挑発すんなよ』







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いつもよりも低い声。







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”いい…？”







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こくん、と頷けば







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余裕のない笑みを浮かべる。







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涼介『優しくするから……っ、』







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