第六十四話 ページ22
A視点
谷崎くん「Aちゃん...合流の前に、寄りたい所があるんだ。だからAちゃんは先に...」
「それなあら！私もついていく」
谷崎くん「え...いや、ボクだけでいいよ」
「だめ！」
谷崎くん「な...んで」
「...私が、谷崎くんを止めるためだよ」
谷崎くん「...！？」
谷崎くんの表情を見て確信した。
やっぱり谷崎くんはマフィアのボスを殺すつもりだ。
私はさっき中也さんからマフィアの情報について少し聞き出していた。マフィアの現頭は森鴎外。
彼がマフィアの頭になる前のマフィアには中也さんはいなかったらしいが、それはひどいものだったそうだ。
マフィアのボスを殺せば、それこそ敵の思う壺、
街は荒れ果て、制御の効かなくなった異能犯罪者たちが殺し合いを始めるのも時間の問題だろう。
「マフィアのボスを暗殺しようとしてるなら、やれることを全部やってからにしよう」
谷崎くん「へっ...」
「もちろん、社長の死は絶対に避ける！でも、マフィアと戦うのは今やるべきことじゃない」
谷崎くん「...わかった」
あ、認めるんだ...()
「じゃあ、行こっか」
谷崎くん「うん」
電話「ブーブーブー」
消音モードにしていた携帯に、与謝野さんからの電話が鳴る。
「あ、出るね」
谷崎くん「え！あ...ど...どぞ」
何焦ってんだろ...？
「もしもし与謝野さん、Aです」
与謝野さん ［あぁ、A。谷崎は一緒かい？］
「はい！一緒です」
与謝野さん ［今から港の第四話倉庫に来られるかい？］
「はい！」
与謝野さん ［そこで合流しよう。お互いの進捗報告は合流の後だよ！］
「わかりました！向かいますね！」
与謝野さん ［待ってるよ］
「はい！では...失礼します！」
電話「ツーツーツー」
「第四倉庫で合流だって」
谷崎くん「わ、わかった。道案内はボクがするよ」
「ありがとう！」
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水無月麗(プロフ) - 花華�爛魯��瓩気�» えええめっちゃ嬉しいいい😭楽しんで読んでもらえていたようで自分も満足しました😌ありがとうございます！！🙇♀️これからも頑張ります💪 (3月18日 11時) (
レス) id: 2daa15024e (このIDを非表示/違反報告)
花華�爛魯��� - 完結おめでとうございます！！毎日最新ないかな？と確認し見ていた大好きな小説が完結となると少し寂しく感じますね、これからも頑張って下さい！応援してます👍！ (3月17日 17時) (レス) @page47 id: 0fbaa962de (このIDを非表示/違反報告)
水無月麗(プロフ) - ペルーさん» コメントありがとうございます！めっちゃ嬉しいです😭 今後も更新頑張ります！！ (3月3日 21時) (レス) id: 2daa15024e (このIDを非表示/違反報告)
ペルー(プロフ) - 更新お疲れ様です😌 いつも楽しく読ませてもらってます！ 応援してます〜 (2月26日 8時) (レス) @page12 id: 770cc50ee8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水無月 麗 | 作成日時：2024年2月17日 6時
