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第四十三話 ページ47

太宰さん視点


 どうやら私は彼女を一人の女性として”好き”になってしまってらしい。



 まさか自分がこんなに惚れっぽいタイプだとは思わなかった。



 出会って一月も経たたないというのに、彼女にすっかり夢中だ。



 コロコロと変わる表情、正直で嘘のつけない性格、誰にでも手を差し伸べられる優しさ。



 それから...時々何かを思い出すように、寂しそうに遠くを見つめる美しい横顔...。



 そして思い出す、出会った次の日私は、熱を出して眠っている彼女を見つめていた。



 眠っている彼女はどこか幼くて、とても....「愛おしい」..............と思ったんだ。



 私も案外ロマンチストなのかもしれない、国木田くんには敵わないけど。

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水無月麗(プロフ) - MANA☆さん» ありがとうございます😭 頑張ります! (2月8日 20時) (レス) id: 2daa15024e (このIDを非表示/違反報告)
MANA☆(プロフ) - わ、和歌月ちゃんが可愛いです…応援しています!投稿頑張ってください! (2月8日 17時) (レス) id: 320ec2c20a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水無月 麗 | 作成日時:2024年1月30日 16時

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