過呼吸5 ページ20
kwkm side
急いで準備したつもりやったのにな。
Aが寝たのを確認して、俺も寝るために支度している時に、急に咳き込む声が聞こえてきて急いで寝室に飛び込んだ。
咳が酷かったせいか、過呼吸を誘発してしまったようで、かなり苦しかったやろな…
そばにいると言うと、すぐに眠ってくれた。
気づけが朝になり、時計は9時を指していた。
隣で寝る彼女を見ると、まだ少し苦しそうではあるが、よく眠れている様子。
今日は休みやし、起きるまで寝かせておこうと思い、しばらくスマホをいじっていると、
『…ん、、おはよぉ。』
川「お、起きた。おはよ。どう？しんどくない？」
『んー大丈夫みたい。』
もう苦しくはないらしい。
川「よかったわ。一応熱測ろ。」
体温計を渡すと、いつもなら渋るのに、さすがに昨日は堪えたんか、割と素直に挟んでくれた。
川「熱はないな。いきなりどうしたんやろな。疲れてた？」
『まぁ…ね。テストもあったし、記事も溜まってたし…。』
言いながらテンション下がってしまったA。
『だってさ、みんな大学とQuizKnockをちゃんと両立できてるのに。ちょっと忙しいだけでこんなに迷惑かけるのやだもん泣。』
単に風邪っぽかったりするのかと思ったら、そんなこと考えてたんや、、
ほんとにこの子は。
川「A。まず、これは迷惑とは言わん。少なくとも、俺はAの彼氏やで？これくらいさせて。」
しっかり目を見て話すと、涙目だけど聞いてくれる。
川「あと、人それぞれキャパがあるやろ？社長やって、体調崩してまで仕事して欲しいなんて思ってへんで？調子よかったらガンガンやればいいし、しんどいと思ったら自分でセーブしてええの。誰もそんなことで悪く思わんから。」
ストレスが、今回はああいう形で出てもうたんやな。
俺の話に涙腺を壊したAが、しゃくりあげながらしがみついてきた。
川「よしよし、しんどかったな。ごめんな、俺も気づかんで。もう大丈夫。」
「また苦しくなるで、泣き止み〜、、」
俺が思ったよりもたくさん悩んでたんやな。
今までよりもっと支えていきたくなった。
これからもずっとAの隣におってあげたい。よろしくな、A。
fin.
いやー本当に終わり方がわかりません笑。
もっと研究が必要ですね…
今回はリクエストを元に書かせていただきました。
これじゃない感は否めませんが、よろしければまたリクエストお願いします。
では、次のお話で。
すずのき
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名無し21886号(プロフ) - また違うお話も楽しみにしてます！ (2022年4月8日 23時) (
レス) id: 5dbbf11808 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - こうちゃんのお話も見てみたいです！！ (2022年1月23日 0時) (レス) @page25 id: c4a3ef0428 (このIDを非表示/違反報告)
みり(ФωФ) - もしよかったらまた、リクエストさせていただきます！河村さんと夢主で、夢主は妹という設定でお願いします。えっと河村さんが体調不良でそれを夢主(妹)が看病する感じです！書きにくいかもしれないので書きやすいようにして大丈夫です(^^) (2020年3月1日 22時) (レス) id: 9aa85f3228 (このIDを非表示/違反報告)
墨 - ( ´ﾟдﾟ｀)ｱﾁｬｰ早とちりでした！でもリク以外のお話も全部楽しく読ませていただいているので、これからも応援しています！ (2020年2月24日 18時) (レス) id: b7d7e49bf7 (このIDを非表示/違反報告)
みり(ФωФ) - すみません、山本ではなく山本さんと訂正させていただきます。m(__)m (2020年2月23日 20時) (レス) id: 9aa85f3228 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずのき | 作成日時：2020年1月5日 2時
