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『柞木さんどこ!?』
彼女に状況を走りながら教えてもらったのだが
繋がれた手がどうにも熱くて、なかなか状況が呑み込めず
何度も聞き返してしまった。
彼女の呼吸が荒い。
一回休もう、と言い聞かせるも、
『やだ、キヨが心配なんです、だから!』と休もうとしない。
『キヨは、人見知りな私を受け入れてくれた唯一の親友なんです!』
彼女も友達を守ろうとして必死なんだ。
ふと窓の方へ視線を向ける。
『あ、あれ、柞木さんなんじゃ』
どこですか!?と山本さんが窓に飛びつく勢いで、やってくる。
勢いで落ちそうになるから、思わず腕を引っ張る。
『あ、りがとうございます……き、キヨ!』
何やら険悪ムードが漂っているみたいだ。
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成瀬▼(プロフ) - まるさん» むしろコメントありがとうございます( ; _ ; )そう言って貰えて嬉しい限りです! (2019年11月2日 13時) (レス) id: 7e89a42ab7 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 一年前の作品にすみません!最後の展開(回想?)胸熱でした!素敵な作品をありがとうございます! (2019年3月19日 22時) (レス) id: 9d57b2db44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成 瀬 ▼ | 作者ホームページ:http://naru_se.0706
作成日時:2018年3月22日 17時