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阿品｢いよいよ明日だな！文化祭！！｣
材料庫で1人でごそごそしてると
引っ張り屋の声が突然響く。
……びっくりした。
『なんか阿品に会うのめちゃくちゃ久しぶりな気が?』
阿品｢お前、周馬先輩と居すぎ｣
『え、そんなに？』
阿品｢周馬先輩何かとお前こき使ってるもんな｣
阿品「話しかけようと思ったら、何かと指示出してた｣
た、確かに。
学校内で先輩とキヨとしか話さない日も多かった気がする。
阿品｢ずるいわ、神戸先輩｣
『え？』
気がついたら、背後から抱きしめられていて。
阿品｢俺と文化祭回ってくれん？｣
え、待って？
夢？
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地面と空がひっくり返ったみたいな衝撃なんですけど。
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｢…え、死んでる？｣
『……勝手に、殺さんで…！？…』
『いや、もう阿品のことそういう風に見たことないし』
『やから…ごめん、』
なんか俺、告白してないのに
振られたみたいになってしまったぞ…？
…そんだけ、本心ってことか……。
慌てて、彼女の肩から身をはがす。
｢俺、いつもみたいにからかっただけや｣
｢本当に好きな人からされた時そんなんじゃ
駄目やんか、もっと耐性付けへんと!､｣
いつものテンションで笑って言えてるだろうか
『…そ、…そうだよね!?もっと頑張らんと！』
君は安堵の息を吐き
いつも通りの笑顔を見せてくれる。
本当は
頑張らなくていい。君のままでいいと言いたい。
『よし、じゃあこれ運んでもらっていい？重いから』
｢分かった、そこのドアまで運んだる｣
『え、体育館までお願いしますよ(笑)』
引かれてもいいから、
本気で好きでしたと伝えておくべきだった。
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成瀬▼(プロフ) - まるさん» むしろコメントありがとうございます( ; _ ; )そう言って貰えて嬉しい限りです！ (2019年11月2日 13時) (
レス) id: 7e89a42ab7 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 一年前の作品にすみません！最後の展開(回想？)胸熱でした！素敵な作品をありがとうございます！ (2019年3月19日 22時) (レス) id: 9d57b2db44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：成 瀬 ▼ | 作者ホームページ：http://naru_se.0706
作成日時：2018年3月22日 17時
