赤羽業との恋愛日記

３１話 ページ32

Aside


『いってきまーす！』


鍵をかけて家を出る。


転校生が来るっていうからいつもより少し早く出る。



『あ...』



外に出るとそこにはちょうど家から出てきた学秀が。



『おはよっ』


浅野｢おはよう｣



『一緒に行かない？』


浅野｢珍しいな。構わないが｣



そして2人で並んで椚ヶ丘中学校へと歩いた。






『じゃね！Ｅ組こっちだから』


学秀と久々に話しながら来るとあっという間に着いた。


そしてＥ組への山道を登る。



業｢おはよ｣


『おはよー』


坂道の途中でカルマに会う。


業｢浅野と仲いいの？｣


『仲いいっていうか幼なじみ？』


業｢ふーん｣



……。そういえば、カルマと両想いになるっ！とか言っちゃったんだ...。



好きな人と登校してるって不思議だな。






...いつもと変わらねぇし。


業｢どーしたの？｣


『///っ、いや』



好きな人とか考えてる時にいきなりそういうことを言われると赤くなる。


業｢眉間にシワ寄ってばあさんみたいだけど｣


『はいー？』


...こいつもいつもと変わらねぇ。



『君一言余計ですよ。』


業｢事実だしー｣


うっぜー。


コイツと両想いとか100年かかっても無理だと思う。うん。




教室に入るとなにやら騒がしい。


……


『あーー！転校生！忘れてた！お前のせいだよ、陽斗』



前原｢え？俺？｣


『うそ』


前原｢おい｣


で、肝心な転校生っと





『っとこれ？』


目の前にはでかくて黒くて四角い...
んーとスマホ？





烏間｢席に着いてくれ｣


烏間先生！おはようございます。


烏間｢みんな知ってると思うが転校生を紹介する。ノルウェーから来た自律思考固定砲台さんだ｣



海外から来たの！？スゲェー。


律｢よろしくお願いします｣



『可愛いー♡お顔美人さんね』



((((お前もな！))))




殺せんせー｢プーークスクスクスクス｣


殺せんせーが笑ってる。


烏間｢お前が笑うな。同じイロモノだろうが｣



『あひゃひゃひゃひゃ。ウケるー』


イロモノって。うちのクラス変なんばっかって事かー。

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