.*･ﾟ紅く光る果実の下で.ﾟ･*.part2 (ページ10)

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｢あの櫻井先輩…｣

｢あ？何だ？｣

ずっとあくびしてる櫻井先輩が私を横目で見る

｢なんで一緒に寝てたんですか？？｣

｢…なんでって、お前が誘ったんじゃん｣

…
へっ！？！？！？

誘った？？

私が！？！？

嘘でしょ！？！？

｢何その反応…覚えてねーの？｣

記憶に無いですよ！！！

｢ひでぇな、あんなに可愛くてねだってたのに…｣

え、私が七虹の夢見てる時に…？？？

私が櫻井先輩を誘ったの！？！？

可愛くねだってたって何！？！？

｢…ふはっふはは笑｣

まだ正常に働いてない脳でグルグル頭を働かせてたら隣で櫻井先輩が笑い始めた

｢ふはは笑嘘だよ笑
お前が誘って来たところで俺はゴメンだわ笑｣

それはなんだ、私じゃ嫌ってことか…

そこは別にどうでもいいとして、

嘘で良かったああああああ。

じゃない

｢なんて嘘ついてるんですか！！！｣

｢悪ぃ笑笑
まさかこんなのに引っかかるなんて思ってなかった笑」

こんなのにじゃないよ！！

｢でも勘違いすんなよ、
一緒に寝てたのはお前が俺のこと離さなかったからだからな、｣