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あの日から6日後
少女は再び私たちの所へと来た
｢約束通り５人以上倒してきました｣
表情を変えずにプリントされた7枚の写真を床に落とした少女
それを拾った大翔は顔を顰めた
｢ふ〜ん、ホントに倒してきたんだ…｣
その写真を大翔から受け取り目を通す
なかなか八櫻高校では強いと言われるメンバー
３年の古屋、土浦、轟、芝、押上、小林、藤田
それぞれが倒されてる写真
しばらくの間沈黙が続く
その沈黙を破ったのは他でもない私
｢ようこそ、櫻喰へ！！｣
約束を果たしてきたその少女を追い返すだなんて出来るはずもなく私は歓迎した
ざわざわと周りが騒がしくなるのを無視して私はその少女に質問をした
｢名前は？？この間聞くの忘れてた｣
少女は歓迎された事に安心したのか今まで変えなかった表情を少しだけ緩めてた
｢あ、私は前田琳檎です！｣(まえたりんご)
琳檎と名乗った少女は15歳、
私達とは同い年、今年で16歳だと言う
｢ねぇ、A、ホントに良かったの？｣
騒ぎ立てるこのクラスの中でポソリと囁いてきた七虹と大翔
いいとは思ってない、
けどここで琳檎を追い出したら櫻喰の
八櫻の信用が減る
これは信用問題でもあると思う
｢分かんない、｣
けど、それを決めるのはこれからだよ…
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作者名：マリー | 作成日時：2017年11月11日 16時
