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｢もぉー急に抱きつくとか…｣
文句を言いながら黙々とたい焼きを頬張る七虹
｢ごめんごめん、たい焼き奢ってあげたでしょ？？｣
｢うん、だから許す｣
軽いな笑
２人で目を合わせながら笑い合う
｢にしても寒くなってきたねー｣
手を擦りながら息を吐く七虹は頬が赤くなっていた
｢そうだねー、そろそろコタツの出番ですね笑｣
そういえば去年のこの位の時期にコタツの中で七虹と寝落ちしたんだ、
１年くらいしか経ってないのになんだか懐かしくて1人で笑ってた
｢何1人で笑ってんの？？キモイ〜笑｣
なんて七虹に言われた
｢うるさいよ？｣
そう言って七虹のカスタードクリームのたい焼きを一口食べた
ずるいなんて言いながら私の粒あんのたい焼きも一口食べた七虹と笑い合う
こんな日がずっと続くと思っていた
あの頃の私は
何気ないことで七虹と笑い合う日々を信じていた
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作者名：マリー | 作成日時：2017年11月11日 16時
