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｢柊、風呂入れ｣
着替えを終えた櫻井先輩は私に着替えを渡してきた
｢はい、
そんな着替えなんて大丈夫ですよ｣
｢何お前？制服のまま寝んの？｣
勇気あるね、と私に着替えを渡してソファに座った櫻井先輩
｢すいません、ありがとうございます。｣
櫻井先輩にお礼を言って私はお風呂に向かった
あ、そういえばお母さんに連絡してない、
スマホ、
カバンにある、
お風呂場から出てリビングに向かった
扉を開けようとした時に私のスマホが鳴った
そして櫻井先輩が電話に出た
｢はい？｣
私は急いで扉を開けて櫻井先輩の元に向かった
｢ん、電話｣
何事も無かったように私にスマホを返してきた
もしこの電話が親だったらどうする気なのよ…
すいません、と伝えてスマホを受け取った
スマホを見ると
《お母さん》
親じゃん！！！！
｢もしもし…？｣
『 ちょっとA！今出た男の人誰？！』
｢あー、生徒会長、｣
『 なんで！？なに、付き合ってんの？』
何を中学生みたいなことを言ってるのお母さん
｢そんなんじゃないよ、あと今日友達の家に泊まってくからね、｣
『 友達じゃなくて生徒会長さんの家にじゃなの？？』
そうだけど、そうって言える訳ないじゃんか
｢違うって、今歓迎会みたいなのしてるの、だから出たんだと思うよ｣
苦しい言い訳かな？？
『 あら、そう、分かった泊まってくのね？』
お、思ったより素直に聞いてくれた
｢うん、明日は帰るから｣
『 了解でーす』
そう言ってお母さんは電話を切った
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作者名：マリー | 作成日時：2017年11月11日 16時
