.*･ﾟ紅く光る果実の下で.ﾟ･*.part2 (ページ15)

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｢A…｣

心配そうに見つめる七虹

なんでそんな顔すんだよ笑

喧嘩する訳じゃねーよ

ただ長谷川拓海と話すだけ

ま、話の内容によっちゃあ喧嘩沙汰になるかも笑

｢ようやくトップのお出ましか？｣

｢…長谷川拓海…
お前がこの高校の事を腐ってるなんて思ってたってどうでもいい、
実際ヤンキー高校なんて今じゃありえねぇ。でもなここはただ喧嘩する訳じゃねぇんだよ、ここの地域一帯の治安を任せられてんだ、感情のまま喧嘩なんてできねぇ
ここを守ってくためには七虹が必要だ、
だからお前が七虹を連れてくなんて許さねぇ｣

今思っていた事をすべて伝える

ここを任せられてる以上適当なことはできない

それは七虹も大翔もここの生徒全員が分かっている

｢…治安を任せられてるねぇ…
こんなヤンキー達が治安を任せられてるなんてありえないね、
ヤンキーなんて低知能な猿の集まりだろ？｣

"そんな奴らが守れんの？"

笑いながら言った長谷川拓海

その言葉を聞いた周りの奴らは一斉に長谷川拓海に殴りかかろうとした

それを私は止めた

｢長谷川拓海。｣

お前に七虹はやらねぇよ

｢ここの事気に入らねぇなら

タイマンだ｣