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そうして俺が悶々としていると、しばらくもしないうちにドラケンとパーが来てくれた。
「おまえら!」
ドラケン「…Aが行くとしたらマイキーのとこだな。」
「…ああ。だから、」
パー「マイキー!?あいつまだAに未練あんのか!?」
ドラケン「あるのはどっちもだろ。」
パー「はぁぁぁ変わんねぇなぁ2人とも。」
ドラケン「…そうでもねぇぞ。」
パー「そうなのか?でも、
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どっちかが居なくなったら、どっちかが必ず助けに行くじゃねぇか、あいつら。」
「!!!」
ドラケン「!!!」
パー「昔っから人騒がせな奴らだなーほんとに。そんでAはどっち行ったかわかんのか?」
俺は、あまりにも不安がないパーを見て目を見張る。
パー「ん?三ツ谷?」
「…いや、だって、マイキーだぞ?」
パー「?それがどうした?」
「!!」
パー「つーかよ、そんだけ今マイキーが危ねぇ奴なら、尚更早くA見つけねぇとじゃん。」
ドラケン「…ふっ、ははっ、はははっ、!!」
「!?」
パー「お、おめぇなに急に笑ってんだ。」
ドラケン「いやー、すまん。パーも大人になったんだなぁと思ってな。」
パー「はぁ!?馬鹿にしてんのかこら!」
ドラケン「してねぇよ、マジで。ありがとうな。」
ドラケンはパーに向かってそう言うと、俺の前に来てニカッと笑った。
ドラケン「な、三ツ谷。こんなのばっかだよ。」
「!!!」
ドラケン「余計なこと考えんな。お前が助けたい奴を助けに行くために、俺達が必要なんだろ。」
*
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妄想族同盟No.1(プロフ) - じゅりさん» この作品を読んでくださって、コメントをくださってありがとうございます、、!!すごく嬉しいです(泣)(泣)読者様からの温かい言葉で私が泣いてしまっています、、。更新楽しみに待っていてください!! (2021年7月28日 21時) (レス) id: ef88a247fc (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 泣くつもりは全くなかったんですが、読んでいくうちに涙が止まらなくなりました。。。いい作品をありがとうございます!更新頑張ってください!応援してます!! (2021年7月28日 12時) (レス) id: 21e5597aaf (このIDを非表示/違反報告)
妄想族同盟No.1(プロフ) - なのなのさん» ありがとうございます(泣)(泣)(泣)そんなことを言っていただけるなんて思っていなかったです、、とっても嬉しいです!読んでくださって本当にありがとうございます!!更新楽しみに待っていてください!!! (2021年7月28日 5時) (レス) id: ef88a247fc (このIDを非表示/違反報告)
なのなの - 本当にこの作品は大好きで、私のお気に入りです。 作ってくれてありがとうございます! これからも更新頑張ってください! 応援してます! (2021年7月28日 2時) (レス) id: 62e316d30c (このIDを非表示/違反報告)
なのなの - 最近読ませて頂いてます! このお話凄く楽しみで、ワクワクしながら読んでます!深夜ですが作品の方を見たら更新になっていて本当に嬉しいです 更新が待ちきれない程すごく好きで、しかも一度にたくさんの話を書いてくれるので、たくさん読めて本当に嬉しいです (2021年7月28日 2時) (レス) id: 62e316d30c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妄想族同盟No.1 | 作成日時:2021年7月21日 13時