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「っ…Aッ…Aッ!!!!」
蘭「!!!」
九井「っ…」
ガラスが割れる音がする。
辺りには血の匂いが充満して、それが自分の右手から広がっているものだと気付くのには、時間がかかった。
「……おい、言えよ、三途はどこだ、?」
.
.
.
.
三途「俺をお呼びかい?王。」
「…………三途…」
そして血が垂れるその右手のまま、気付くと俺は現れたこいつを殴っていた。
何度も、何度も。
もう右手に付いている血がどちらのものなのか分からないくらいに、殴った。
*
三途「かはっ…!!」
「…おい、俺がいいって言うまでそこで死んでろよカス。お前Aになんかしたら、殺すぞ。」
三途「!!はっ、ははっ、はははっ、!!!」
「………。」
三途「手遅れだ!!!」
.
.
.
.
______は…?
三途「素晴らしいだろ?聖なる夜に、王への相応しいプレゼント。邪魔な奴は殺してやった。」
「………」
三途「何回、、3回?あの女、反応が鈍かった。刺されてることに最初気付いてなくて、くっ、笑い堪えるのに必死だったよ。くっ、くくっ、」
……ころ、した、?
三途「なぁ、マイキー。どんな気分だ?最愛の人だったろ。」
…ころした、殺した、?
三途「でもいらねぇんだよ、そういうの。俺のマイキーはそんなもんに振り回されねぇよ。そうだろ?」
.
.
.
九井「っ!!やめろマイキー!!」
俺は引き金を引いた。
3回、こいつの体に穴を開けた。
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妄想族同盟No.1(プロフ) - じゅりさん» この作品を読んでくださって、コメントをくださってありがとうございます、、!!すごく嬉しいです(泣)(泣)読者様からの温かい言葉で私が泣いてしまっています、、。更新楽しみに待っていてください!! (2021年7月28日 21時) (レス) id: ef88a247fc (このIDを非表示/違反報告)
じゅり(プロフ) - 泣くつもりは全くなかったんですが、読んでいくうちに涙が止まらなくなりました。。。いい作品をありがとうございます!更新頑張ってください!応援してます!! (2021年7月28日 12時) (レス) id: 21e5597aaf (このIDを非表示/違反報告)
妄想族同盟No.1(プロフ) - なのなのさん» ありがとうございます(泣)(泣)(泣)そんなことを言っていただけるなんて思っていなかったです、、とっても嬉しいです!読んでくださって本当にありがとうございます!!更新楽しみに待っていてください!!! (2021年7月28日 5時) (レス) id: ef88a247fc (このIDを非表示/違反報告)
なのなの - 本当にこの作品は大好きで、私のお気に入りです。 作ってくれてありがとうございます! これからも更新頑張ってください! 応援してます! (2021年7月28日 2時) (レス) id: 62e316d30c (このIDを非表示/違反報告)
なのなの - 最近読ませて頂いてます! このお話凄く楽しみで、ワクワクしながら読んでます!深夜ですが作品の方を見たら更新になっていて本当に嬉しいです 更新が待ちきれない程すごく好きで、しかも一度にたくさんの話を書いてくれるので、たくさん読めて本当に嬉しいです (2021年7月28日 2時) (レス) id: 62e316d30c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妄想族同盟No.1 | 作成日時:2021年7月21日 13時