50 ページ4
Aside
夕『ってか、あんたら普通に楽しんでんじゃん』
天『そんなことないよ。ちゃんと会場の様子は見てるって。関係者エリアへの出入り口は、運営側が厳しくチェックしていたし、会場内にも、不審者は見当たらない』
夕『・・・不審者...』
不審者という言葉に引っかかったのか、夕也はキョロキョロと辺りを見回した
夕『・・・』
「・・・」
後ろを向いた状態で動きを止めた夕也
夕也の視線の先を見てみると、入場前に外で写真を撮っていた人
「・・・」
夕『あいつ・・・』
天『・・・』
夕也の声に反応した天草さんもあの男性の方を見た
司『みなさま大変お待たせいたしました。これより竜馬戦の最終対局が始まります』
司会のアナウンスが入り私たちは前を向き直した
部屋は暗くなり、スクリーンにLIVEで対局の映像が映し出される
将棋の対局を見るのは初めてだからなんだかドキドキする
天『・・・あれ』
天草さんが不思議そうに溢した言葉には気が付かなかった
343人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Ruu(プロフ) - 大好きな作品なので久しぶりの更新すごく嬉しいです( ; ; )お忙しいと思いますがこれからも楽しみにしています! (3月30日 22時) (レス) @page11 id: 33fefc3998 (このIDを非表示/違反報告)
Ruu(プロフ) - 移行おめでとうございます!お忙しい中更新もありがとうございます!これからも楽しみにしています^ ^ (10月14日 23時) (レス) id: 33fefc3998 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こばと | 作成日時:2023年10月14日 22時