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Aside
司『ご案内申し上げます。只今機材の調整のため、対局の開始が遅れております。大変恐れ入りますが、今しばらくお待ちくださいませ』
夕『あそこに対局が映るの?』
目的の会場に着くと大きなスクリーンが用意されていた
天『そうだよ。対局自体はこの建物の中の他の会場で行われるんだ』
夕『ふ〜ん』
「そうだったんだ・・・」
天『どこ座ろっか』
結構席埋まっちゃってるな・・・
天『あれ?』
「・・・?」
天『お隣、失礼します』
竜『なんでここに?』
天草さんが向かった席には竜崎さんがいた
天草さんの左隣に夕也、私 と座っていく
天『だって、僕は将子様のファンだからね。知らなかったな〜竜崎刑事が将棋好きだったなんて』
竜『はぁ、別に私はあくまでも脅迫状のことがあったからで』
天『そうかな・・・』
天草さんは竜崎さんの膝の上に置いてある“あゆみん”うちわを見つめた
今回の対局の入場特典のである、高城さんと藤堂さんが裏表にそれぞれ描かれたリバーシブルタイプのそれ
竜『・・・うるさいわね』
天『何にも言ってないよ笑』
竜『視線がうるさい。どうせ私はにわかファンですよ』
天『まぁ仲良くしようよ。勝つのは将子様だけど』
竜『何言ってんの』
夕『静かにしろよ』
お互い負けず嫌いの性格である2人は一歩も譲らず、このままヒートアップしていたら公共の場ということも忘れて対局前に熱い戦いになってしまう、というところで夕也が2人を止めた
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Ruu(プロフ) - 大好きな作品なので久しぶりの更新すごく嬉しいです( ; ; )お忙しいと思いますがこれからも楽しみにしています! (3月30日 22時) (レス) @page11 id: 33fefc3998 (このIDを非表示/違反報告)
Ruu(プロフ) - 移行おめでとうございます!お忙しい中更新もありがとうございます!これからも楽しみにしています^ ^ (10月14日 23時) (レス) id: 33fefc3998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こばと | 作成日時:2023年10月14日 22時