検索窓
今日:3 hit、昨日:67 hit、合計:58,482 hit

46 ページ50

Aside


天『だから、僕が将子様をお守りしないと』


夕『守るって、休みの日にただ対局見にきただけだろ?』


天『あ!もうこんな時間だ』



そう言って入り口に入っていった天草さん



「なんか忙しい人だなぁ・・・笑 私たちも行こっか」



入り口に入ろうとすると



カシャ カシャ



立ち止まった夕也の視線の先には、さっきの看板の写真を撮っている男性がいた

高城さんのファンの人...?


撮った写真を確認して、ニヤッと笑みを浮かべる男性

相当好きなんだろな・・・



夕『・・・』


「夕也、行こ?」


夕『・・・あぁ』





夕『ねぇ、あの人たちって2人ともプロ棋士じゃないの?』



高城さんと藤堂さんがインタビューをされているところを少し離れたところから見る私たち



天『よく気づいたね。将棋界におけるプロ棋士とは、養成期間である奨励会を経て、四段になった人のことを指すんだ。そして、これまで女性のプロ棋士は存在しない』


「えっ、1人もですか?」


天『うん。将子様は名実共に女流棋士会の女帝。対する高城さんは今21歳で、最もプロ棋士に近い女流棋士』



記『ありがとうございます。ところで高城女流二段、例の脅迫状は・・・』


高『全然気にしてないです。私はあんな脅しには絶対に屈しません。恥を知りなさいと言いたいです』



流石のメンタル

腕にプラスでこのメンタルあるからここまで上り詰めることができてるのかな・・・



藤『・・・』


『聞いてるか藤堂将子。お前のことだよ!』

『なんでだ!ふざけるなよ!』



天『あぁあ、本人たちより周りが熱くなっちゃってる』


『対局前インタビューは終了です!みなさん落ち着いてください!』



ファンの人たちを落ち着かせるため、司会の人がそう言っている


女性が来て藤堂さんは舞台袖にはけていく



・・・あれ?



夕『・・・?ちょっと、席外す』


「すみません、私も」


天『え?』



夕也も気づいたのかそう言った


私たちは藤堂さん___を追いかけた

この小説の続きへ→←45《第3話》



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
293人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

M - 更新楽しみにしてます;;♡ (10月1日 2時) (レス) @page48 id: fb50d0d479 (このIDを非表示/違反報告)
こばと(プロフ) - あんずさん» コメントありがとうございます!わ〜嬉しすぎます(T-T)♡ありがとうございます!がんばります☺︎ (9月5日 0時) (レス) id: 3373dcc68e (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 更新嬉しいです!ありがとうございます!!!四鬼くんかっこいいですよね♥️見てて毎回ドキドキしてます♡(๑♡ᴗ♡๑)これからも応援してます!無理をせず頑張ってください! (9月4日 18時) (レス) @page45 id: f3f41a7a80 (このIDを非表示/違反報告)
こばと(プロフ) - ひなさん» コメントありがとうございます!私も四鬼くんめちゃくちゃタイプです(T-T)♡ わぁそう言っていただけて嬉しいです(; ;) がんばりますね!ぜひ楽しんでください☺︎ (9月3日 21時) (レス) @page45 id: 3373dcc68e (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - ギフテッド最高です!!四鬼くんめちゃめちゃタイプなのでこばとさんがギフテッドのお話を書いてくださって本当に嬉しいです!これからもこばとさんのペースで頑張ってください♡続き楽しみに待ってます❤️‍🔥 (9月3日 20時) (レス) @page45 id: be4e73e30e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:こばと | 作成日時:2023年8月13日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。