ギフテッド

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Aside


タキ『夕也さん、こちらが届いてましたよ』



タキさんが夕也に封筒を渡す



天『フラワーアート祭？』


タキ『四鬼神流師範代の林秘影さんという方が、花道の道にいかれたそうで』



秘影さん...

夕也によく四鬼神流古武術を教えてた人で、私にも優しくしてれてた



夕『いったって言うか、秘影さんは元々、花道家の家の生まれなんだ』


タキ『“惣領にお会いできるのを楽しみにしています 秘影”』


天『惣領って、四鬼くんのこと？』


夕『あぁ』


タキ『手土産を用意しておきましたので、忘れずに』



タキさんはこちらへ来て紙袋を手に取る



夕『行かないよ』


タキ『え？どうして、秘影さんとは、仲がよろしかったじゃないですか！』


夕『昔のことだから』


「･･･」


天『僕、お花大好きなんだよね。ちょうど休みだし、これは行くしかないな』



そう言いながら天草さんはこちらへ歩いて来た



天『タキさん、せっかく買ったお土産僕が持っていってもいいですか？』


タキ『え？えぇ！もちろん』


天『鬼頭さんも行く？チケット3枚あるし』


「えっ、？あぁ...私は夕也が行くなら」


天『どうする？四鬼くん』

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