私たちが美少年 (ページ33)

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大好きなキミ！ページ33

浮所side

A『ん〜、眠い･･･』

24時間テレビの休憩中

楽屋には俺とAちゃん

「大丈夫？」

A『休んだらちょっと眠くなっちゃった』

「寝ていいよ？少ししたら起こしてあげる」

A『ありがとう、20分だけ寝ようかな』

「うん、じゃあ20分後起こすね！」

A『ありがとう〜』

俺にそう言うと目を閉じてしばらくすると寝息が聞こえた

あんな暑い中外にいるとやっぱり疲れるよなぁ...

Aちゃんなんて最近は映画の告知でいろんなところに引っ張りだこだから休む時間も少ないだろうし

俺の隣で眠っている彼女は、よく見なくても分かるくらいに少し前から痩せていた

誰にも言わずに無理する人だからいつか知らないところで倒れちゃうんじゃないかってすごい不安

無理してほしくないんだけどな･･･

まあこれに関しては性格的な問題だから一度や二度言ったところで変わることじゃないけど、でもたまには休んでも大丈夫だよって伝えてあげたい

それを伝えるのが俺の役目だど思うから

俺もゆっくり目を閉じて体を休める

気付いたら20分ほど経っていた

隣でスヤスヤと眠るきみの方をみる

「Aちゃん」

A『ん〜、、』

「20分経ったよ」

A『･･･ありがとう』

「ううん、時間はまだ平気だからゆっくりで大丈夫だよ」

A『･･･うん』

「･･･あ、そうだ」

A『･･･ん？』

「Aちゃん、今日終わったら俺ん家こない？」

A『･･･え？』

「Aちゃん今日誕生日でしょ？」

A『うん、そうだけど･･･一緒にいてくれるの？』

「うん！プレゼント！今日は特別な日だから、俺がい〜っぱい幸せにしてあげる！！」

A『ふふ笑やった』

「あと少しみんなで頑張ろうね！」

A『うん！』

キミの特別な日に、

大好きなキミへ

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