お前なんて嫌い (ページ9)

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2人で会ってまたなんか言われても困るので菜央も一緒に

モブ男「あ、Aちゃん。会いにきてくれたんだ笑。お友達もお揃いで」

「何であんな嘘つくんですか？本当に迷惑です」

モブ男「嘘？何のこと？俺と付き合わない？って言ったよね」

菜央「Aは断ったって言ってましたけど」

モブ男「お互いこれから知って行こうってなったじゃんか〜」

「全部あなたの言ったことじゃないですか」

モブ男「まあまあ、よく考えてみてよ。実際さ、モテる君と大人気な僕が付き合うんだよ？みんなが認めるお似合いな2人だと思うな〜」

なにこの自負の塊、苦手すぎる

「あなたのブランド形成のために私を使わないで下さい」

モブ男「ははっ。ひどいな笑。まあ考えてみてよちゃんと」

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菜央「ちょっっっっと許せないなアイツ、折れないじゃん！！！」

「はあ…」

菜央「そもそもAとお似合いとかどの口が言ってんの？渡辺君レベルじゃないとあんなこと言っちゃダメだよ！」

「ん？ちょっと何言ってるかわかんないんだけど…」

菜央「あ"ーーーむかつく！！！！力づくでも何でも私が何とかしてあげるからっ！！」

ちょっと興奮しすぎだけど、今は菜央の言葉にすごく救われる

前の時は味方すらいなかったから

その時より何倍も心が辛くない

菜央のことだけは絶対大事にしたい