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渡辺「覚えてねえの?」
「覚えてるというか、まあ心当たりあるとしたらこの前風邪引いたときかな」
渡辺「風邪…あぁ風邪引いてたんだお前。たしかに倒れてたもんな」
うそ、私倒れたんだっけ
「ごめんなさい、私その時あなたの顔は見た記憶はあるけどそのくらいしか覚えてない」
深くため息をつく渡辺君
渡辺「その時俺にまた抱きついてきたんだよお前」
「えっ!?辛くてそんな気力もないはず」
渡辺「は?口答えすんのか?あれは完全に前の嫌がらせと同じだった」
いや、抱きついたというか悪寒がすごくてもたれかかってしまったのだ
色々と言われてみてちょっと思い出した
そうだ
「とりあえず、迷惑かけたみたいなので謝ります。ごめんなさい」
逃げるが勝ちだ、この際
渡辺「お前、ほんと嫌だ」
「……」
渡辺「毎回そう言って逃げるじゃねえか。どうやったっておれのイライラはずっと治んねえんだけど、あの時から」
「嫌なら関わらないのが一番だと思います。本当に、私も近づかないように気をつけます、より一層」
ほんと、嫌いならもう放っておいてほしい
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作者名:こばち | 作成日時:2022年11月15日 23時