にじゅういち話 ページ22
え〜ただいま午前9時でございます。
雨は・・・降ってます。ハイ。
まあ、今のところ何とかグラウンドは使えるみたいだから、
心配はしてないけど。
ワンダバ「うおおおお〜〜〜〜い!!」
向こうからワンダバが・・・ワンダバ?!?!
ここはイナゴの世界であって、イナクロの世界ではないはず・・・
ワンダバ「おお!君が異世界の住人か!」
へ?
今なんと・・・
霧野「異世界・・・?」
「(ギクッ)」
剣城「住人・・・?」
え、え、え、
まさかのバれちゃうパターン?!?!
ワンダバ「え?知らないのか?こいつは・・・」
「だめだめだめだめだめ!!!!!」
必死にワンダバの口を抑える私。
ワンダバ「ふがっ・・・うおぅ・・・」
これで秘密が守れる。
なんて思った瞬間、
博士「ふぉっほっほ。こいつはなぁ・・・」
出たよ。なんだっけ、名前・・・
でも、これはピンチだ。
私の手は五本も六本も生えているわけじゃないし、
ゴムゴムの実を持っているわけでもない
つまり口を抑えらんない
博士「こいつは、この世界の住人じゃないんじゃ」
あーあ。ばれちゃったよ。言っちゃったよ。
天馬「どういう・・・」
まあ、いずれにせよ言わなきゃいけないことだったし。
「だから、そのまんまの意味さ。」
神童「もしかして、お前に家の場所が分からなかったのも
異世界から来たからか・・・?」
「・・・正解です」
西園「だから、思い出せなかったのかぁ!」
天馬「でも、記憶喪失だったのに、異世界から来たってわかったね」
「・・・すいませんでした。私は記憶喪失ではないんです」
狩屋「・・・騙してたんかよ」
「ちがうんです!・・・わたしは、自分で自分を守ってたんです・・・」
そう。本当に久しぶりなのだ。
友達ができたのは。
倉間「でも、偽っていたのには変わりない。
・・・ッチ・・・これだから_________」
「!!!!」
神童「おい!倉間!!!」
・・・・・・・・・・・・
この日生まれた亀裂が、
私に迫ってくる。
そう感じた。
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作者名:あんにん会長 | 作成日時:2014年4月17日 21時