バレー少女はトリップ少女！【イナGO】 (ページ18)

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じゅうなな話ページ18

神童「ここが雷門中の校門だ」

「キラキラキラキラキラキラキラキラ」←

神童「口で言うなよ・・・」

とにかく、広い。ただただ広い。

学費とかすごいんだろうな。

考えたくないや。

神童「今日は半日授業なんだ」

「なんでですか」

神童「夏の大会が近いからな。みんなピリピリして泣きそうなんだよ」

「メンタル弱いっすね」

神童「ひどいな・・・」

こんなこと言えるのは神童さんだけであろう。

前、知人に同じこと言ったら、睨まれた。

霧野「お、神童とAじゃないか」

「おはようございます。霧野さん」

神童「おはよう」

霧野さんもやってきて、初めて学校内に足を踏み入れた。

霧野さん・・・マジで女子みたい・・・

そう思った瞬間、カバンからボールが落ちた。

こわっ

～～～～～～～～～～～～～～～～～

そのあと、無事職員室に行き着き、半日だけの授業を体験し、部活の時間になった。

コロコロコロコロ

天馬「おーい！ボール取ってーーー！！」

天馬君が倉庫から出したボールを・・・ぶちまかしていた・・・

西園「なにやってんの？！天馬？！」

トンッ

私の足まで来たボールを拾い上げる。

天馬君の所までの距離を考えると、

投げても届かないだろう。

ならば・・・

「・・・・・それっ」

ボールが空高く舞い上がる。

やっぱサッカーボールじゃ、痛いかな・・・

ええい！痛くなったら痛くなったで、何とかしよう。

私は、ありったけの力をだし、走り出した。